特許

J-GLOBAL ID：200903035067420822

気泡検出手段を備えた液体噴射装置

発明者： 毛利 明広 ,  深坂 敏寛 ,  山口 敦人
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 阪本 善朗
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-342779
公開番号（公開出願番号）：特開2002-144604
出願日： 2000年11月10日
公開日（公表日）： 2002年05月22日
要約：

【要約】【課題】 圧電素子型液体噴射ヘッドにおける圧力室やノズル部に気泡が混入することによって生じる圧電素子の劣化を防止し、液滴の吐出を安定させることができる液体噴射装置を提供する。【解決手段】 シェアーモード型の液体噴射ヘッドの圧電素子の表面に形成した共通電極16と各圧力室5に液体を分配するマニホールド4内の一部に形成された電極28との間に電圧を印加する電圧印加部100aと、電圧印加部100aによる通電によって液体中の気泡の有無に応じて変化する値を検出する検出部100bと、検出部100bにより検出された値から気泡の有無を判定する判定部100cとを有する気泡検出手段100を設け、各圧力室5に液体を分配するマニホールド4内で液体中の気泡の有無を検出し、気泡が各圧力室5に入る前に、液体噴射ヘッドの回復処理を行い、圧電素子の劣化を防止する。

請求項（抜粋）：

少なくとも一部が分極された圧電材料の隔壁で構成された複数の圧力室と、圧電材料の隔壁側面に液体に吐出エネルギーを与える複数の電極を形成し、前記圧電材料の隔壁側面外の位置で前記各電極に接続した複数の接続端子とを備えた圧電素子と、複数の圧力室に液体を供給するためのマニホールドを有する液体噴射装置において、前記圧電素子の表面に形成した電極の一部とマニホールド内に形成された少なくとも一つの電極との間に通電して、前記マニホールド内における液体中の気泡の有無に応じて変化する値を検出し、該検出された値から前記マニホールド内の液体中の気泡の有無を判定する気泡検出手段を備えていることを特徴とする液体噴射装置。

IPC (3件)：

B41J 2/175 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055

FI (2件)：

B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 103 A

Fターム (15件)：

2C056EA15 ,  2C056EB09 ,  2C056EB33 ,  2C056EB39 ,  2C056EC24 ,  2C056EC49 ,  2C056EC54 ,  2C056FA04 ,  2C057AF78 ,  2C057AF80 ,  2C057AG45 ,  2C057AL18 ,  2C057AM33 ,  2C057BA05 ,  2C057BA14