特許
J-GLOBAL ID:200903035072876320

複合論理プロセッサシステムのプログラム走行制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼形 義彰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-096369
公開番号(公開出願番号):特開平9-282196
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 LIP上で走行しているプログラムのディバッグやプログラムの走行状態のモニタリングを行なう上で、1つのオペレータコマンドの指定に付随する1つ又は複数のパラメータを同時に指定できるようにする。【解決手段】 1組のカレントなプログラム事象記録パラメータを、ハイパバイザ上のLIP上で動作するゲストプログラムの走行状態を制御するオペレータコマンド指定とそれに付随する1つ又は複数のパラメータを入力する手段を用いて出力し、1組のカレントなPER機構に設定し、該PER機構をアクティブにする手段とハードウェアがPER要因を検出した時、前記複数のパラメータに一致した場合にのみPERインターセプションを引き起こす機能を、前記複合論理プロセッサ制御プログラム及びハードウェアに付加する。
請求項(抜粋):
少なくとも1台のプロセッサと、該プロセッサのそれぞれから共用される主記憶装置とコンソール装置から構成される情報処理システム上に構築される複合論理プロセッサシステムのプログラム走行制御方式において、複合論理プロセッサシステムは、それぞれの物理プロセッサ上に構築される複数の論理プロセッサを動作させる制御手段と、前記複合論理プロセッサ制御プログラムにより生成される少なくとも1台の論理プロセッサと、該論理プロセッサのそれぞれから共用される論理主記憶装置と、少なくとも1台の論理コンソール装置と、1組のプログラム事象記録機構と、プログラム事象記録パラメータ生成手段と、プログラム事象記録割込みの発生を抑止する手段と、プログラム事象記録割込みを抑止せずに該プログラム事象記録割込みを発生させる手段から構成され、前記論理コンソール装置は、該論理コンソール装置から論理プロセッサ上で動作するゲストプログラムの走行状態を指定する1つまたはそれ以上のオペレータコマンド指定を入力する手段を持ち、それぞれの物理プロセッサ上に構築される複数の論理プロセッサを動作させる制御手段として複合論理プロセッサ制御プログラムを使用し、オペレータコマンド指定を入力する手段は、前記複合論理プロセッサ制御プログラムにより生成され且つ動作する論理プロセッサ上で動作するゲストプログラムの走行状態を制御そして監視するために、前記論理コンソール装置から論理プロセッサ上で動作するゲストプログラムの走行状態を指定し、プログラム事象記録パラメータ生成手段は、前記のオペレータコマンドを指定入力する手段から出力される前記のゲストプログラムの走行状態を指定する1つまたはそれ以上のオペレータコマンドから生成される複数のゲストプログラムの走行状態制御用パラメータを、前記プロセッサに具備されている1組のプログラム事象記録機構に入力パラメータとして設定するため、前記1組のプログラム事象記録機構をアクティブにする為の1組のパラメータを複数のパラメータから生成し、前記プログラム事象記録パラメータ生成手段から出力される1組のカレントなプログラム事象記録パラメータを、前記プロセッサに具備されている1組のプログラム事象記録機構に設定し、前記1組のプログラム事象記録機構に設定された1組のプログラム事象記録パラメータを用いて、前記プロセッサのプログラム事象記録機構をアクティブにすることで、前記論理コンソール装置から入力される論理プロセッサ上で動作するゲストプログラムの走行状態を制御する1つ又は複数のオペレータコマンドによって指定される複数のパラメータ指定をアクティブにし、プログラム事象記録割込みの発生を抑止する手段は、前記論理コンソール装置から入力される1つ又は複数のオペレータコマンドによって指定される複数のパラメータ指定をアクティブにする為に生成された1組のプログラム事象記録パラメータが、前記複数のパラメータで指定されたポイント以外のプログラム事象記録の連続した監視領域をアクティブにされることに依って生じる、前記複数のパラメータで指定されたポイント以外のプログラム事象記録要因を検出しても、該プログラム事象記録割込みの発生を抑止し、プログラム事象記録割込みを抑止せずに該プログラム事象記録割込みを発生させる手段は、前記論理コンソール装置から入力される1つ又は複数のオペレータコマンドによって指定される複数のパラメータ指定をアクティブにする為に生成された1組のプログラム事象記録パラメータが、前記複数のパラメータで指定されたポイントのプログラム事象記録の連続した監視領域もアクティブにされることによって生じる前記複数のパラメータで指定されたポイントのプログラム事象記録要因を検出した場合には、該プログラム事象記録割込みを抑止せずに該プログラム事象記録割込みを発生させるものであることを特徴とする複合論理プロセッサシステムのプログラム走行制御方式。
IPC (2件):
G06F 11/28 ,  G06F 9/46 350
FI (2件):
G06F 11/28 J ,  G06F 9/46 350

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