特許
J-GLOBAL ID:200903035074195826

リサイクル性の高い自動車ボディシート用アルミニウム合金圧延板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-332061
公開番号(公開出願番号):特開平8-165538
出願日: 1994年12月12日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【構成】 Mg:2.5〜8%、Fe:0.3〜1.2%、Si≦0.5%、Mn≦0.3%、Si/Fe≦1.0、Si+0.6×Fe≦0.9%、さらに必要に応じてCr:0.01〜0.2%、Zr:0.01〜0.2%、Ni:0.01〜0.05%、V:0.01〜0.05%の1種以上、ただしMn+Cr+Zr+Ni+V<0.4、さらに必要に応じてCu:0.05〜1.2%、Zn:0.05〜1.5%の1種以上を含み、かつ10μm超の金属間化合物が300個/mm<SP>2 </SP>以下、結晶粒サイズが20〜70μmのアルミニウム合金圧延板。またその製法として、前記組成の合金を鋳造速度40mm/min以上の条件でDC鋳造するかまたは板厚2〜40mmに連続鋳造圧延し、その後圧延してから加熱速度10°C/min以上、到達温度450°C以上の最終焼鈍を行う。【効果】 自動車スクラップ等の鉄成分を多量に含むアルミニウムスクラップを原料として、Fe含有量が高くても優れた強度ならびに成形性を有するリサイクル性に優れた自動車ボディシート用アルミニウム合金圧延板を提供する。
請求項(抜粋):
Mg:2.5〜8%(重量%、以下同じ)、Fe:0.3〜1.2%を含み、かつSi≦0.5%、Mn≦0.3%、Si/Fe≦1.0、Si+0.6×Fe≦0.9%に規制され、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、しかも10μmを越えるサイズの金属間化合物の数が300個/mm2 以下で、結晶粒サイズが20〜70μmの範囲内にあることを特徴とする、リサイクル性の高い自動車ボディシート用アルミニウム合金圧延板。
IPC (2件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/047

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