特許
J-GLOBAL ID:200903035077457686

ソフトウエア試験の自動化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051516
公開番号(公開出願番号):特開平9-244921
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】ソフトウエア試験の自動化システムに関し、ソフトウエアの試験を効率的に実施し、かつ、ソフトウエア品質特性を向上させることを目的とする。【解決手段】試験項目抽出機能部1を備えて、詳細設計書とソースファイルからソフトウェア試験の試験ルートと試験項目を自動的に抽出し、試験手順書作成機能部2を備えて、詳細設計書および試験ルートと試験項目から抽出した変数とブレークポイントをもとに試験手順書ひな形を自動的に出力し、試験手順書編集機能部3を備えて、手順書ひな形に設定値と期待値を入力して試験手順書を自動編集し、試験手順指示ファイル作成機能部4を備えて、試験手順書から任意のデバッガ対応の試験手順指示ファイルを自動生成し、試験結果判定機能部5を備えて、試験の結果を期待値と比較して良否の自動判定を行って結果付試験手順書を出力し、印刷機能部6を備えて、試験手順書と結果付試験手順書を定型印刷する。
請求項(抜粋):
ソフトウェアの詳細設計チャートをもとに、与えられた条件で動作するプログラム上のルートの組み合わせからなるすべての試験項目を自動的に抽出する試験項目抽出機能部と、ソースファイルを含む詳細設計チャートおよび前記抽出された試験項目をもとに試験ルートで参照する変数を自動的に抽出し、ソースファイルを含む詳細設計チャートをもとにブレークポイントを自動的に抽出するとともに、該変数とブレークポイントをもとに試験手順を手順書ひな形としてファイルおよび規定フォーマットに自動的に出力する試験手順書作成機能部と、前記手順書ひな形に設定値と期待値のデータまたはブレークポイントを入力するとともに、前記試験手順書作成機能によっては自動出力できないルート選択のための手順書コマンドを必要に応じて追加して試験手順書を自動編集する試験手順書編集機能部と、前記試験手順書をもとに、任意のデバッガに対応する試験用コマンドを自動作成して試験を実行し、試験対象となる上位モジュールが利用する下位モジュールを自動連結してボトムアップ試験を行うとともに、下位モジュールの試験方法を選択する試験手順指示ファイル作成機能部と、該試験結果を期待値および通過/非通過ブレークポイントと比較して良否の自動判定を行って結果付試験手順書を出力する試験結果判定機能部と、指定された試験手順書および結果付試験手順書のファイルを既存の印刷ツールを起動して定型印刷する印刷機能部とを備えたことを特徴とするソフトウェア試験の自動化システム。

前のページに戻る