特許
J-GLOBAL ID:200903035091402703
伝送回路
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
橘 和之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-066037
公開番号(公開出願番号):特開2003-264406
出願日: 2002年03月11日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】 ディラック方程式を回路理論に適用し、当該ディラック方程式がユニタリ性を満足しないために生じる特徴を利用することによって従来にはない信号処理用の伝送回路を提供できるようにする。【解決手段】 伝送路上の進行波の特性抵抗R<SB>0f</SB>と後進波の特性抵抗R<SB>0b</SB>とが異なる値を持つディラック型作用素を回路素子として用い、(進行波の特性抵抗R<SB></SB><SB>0f</SB>>後進波の特性抵抗R<SB>0b</SB>)かつ(電源Eの内部抵抗R<SB>G</SB>>後進波の特性抵抗R<SB>0</SB><SB>b</SB>)、あるいは、(進行波の特性抵抗R<SB>0f</SB><後進波の特性抵抗R<SB>0b</SB>)かつ(電力供給源の内部抵抗R<SB>G</SB><後進波の特性抵抗R<SB>0b</SB>)となるように構成することにより、負荷抵抗R<SB>R</SB>で消費する有効電力が電源Eの最大有能電力より大きくなようにし、伝送回路自身に増幅器のような振る舞いをさせることができるようにする。
請求項(抜粋):
伝送路上の進行波の特性抵抗R0fと後進波の特性抵抗R0bとが異なる値を持つディラック型作用素を回路素子として用い、(a)上記進行波の特性抵抗R0fを上記後進波の特性抵抗R0bより大きくし、かつ、電力供給源の内部抵抗RGを上記後進波の特性抵抗R0bより大きくする、あるいは、(b)上記進行波の特性抵抗R0fを上記後進波の特性抵抗R0bより小さくし、かつ、電力供給源の内部抵抗RGを上記後進波の特性抵抗R0bより小さくするように構成したことを特徴とする伝送回路。
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