特許
J-GLOBAL ID:200903035093833418

トリアリールアミン誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-370641
公開番号(公開出願番号):特開2000-239235
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】Ullman反応は高温反応であるため虐待や副反応によって、電子写真感光体に求められる電荷輸送剤の性能を阻害するような不純物を生成し易い。これらの不純物の生成を抑制し、かつ高収率、安価で得られる製造方法を提供する。【解決手段】Ullman反応において、有機ハロゲン化合物と芳香族炭化水素アミンもしくは芳香族複素環化合物アミンとを銅粉触媒および塩基性物質の存在下で反応する場合に、窒素または不活性気体雰囲気と無機亜硫酸系の化合物とのコンビネーションにより、高温反応による虐待や副反応を抑制する。
請求項(抜粋):
一般式(I)で表されるハロゲン化化合物【化1】AXa (I)(式中、Aは置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基または置換もしくは無置換の芳香族複素環基を表し、Xは臭素原子またはヨウ素原子を表し、aは1〜4の整数を表す)と、一般式(II)で表されるアミノ化合物【化2】BHb (II)(式中、Bは置換もしくは無置換の芳香族炭化水素の1級、2級もしくは1級・2級双方を含むアミノ残基、または置換もしくは無置換の芳香族複素環基の1級、2級もしくは1級・2級双方を含むアミノ残基を表し、bは1〜8の整数を表す)と一般式(III)で表される無機塩【化3】M(HwSXOY)z (III)(式中、Mは1〜3価の金属またはアンモニウム基を表し、wは0または1を表し、xは1または2を表し、x=1のときyは1〜3の整数を、x=2のときyは1〜5の整数を表し、zは1/2、1、3/2、2または3を表す)と、銅系触媒および塩基性物質とを、窒素または不活性気体の雰囲気下150〜250°Cで反応することを特徴とする、下記一般式(IV)【化4】ABc (IV)(式中、AおよびBは前記した定義と同一であり、c=a/bを表す)で表されるトリアリールアミン誘導体の製造方法。
IPC (4件):
C07C209/10 ,  B01J 23/72 ,  C07C211/54 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C209/10 ,  B01J 23/72 X ,  C07C211/54 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る