特許
J-GLOBAL ID:200903035108704350

ボールねじ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-125622
公開番号(公開出願番号):特開2002-323108
出願日: 2001年04月24日
公開日(公表日): 2002年11月08日
要約:
【要約】【課題】保持器リングを用いるボールねじ装置において、保持器リングの軸方向一方への片寄り現象をなくして、従来例の不具合を解消すること。【解決手段】ねじ部材2を非回転かつ軸方向不動に、また、ねじ部材2に対してナット部材1を回転可能かつ軸方向移動可能に配置したボールねじ装置において、ナット部材1の回転位相に対して保持器リング4の回転位相を一定の関係に保つようにしているから、保持器リング4の軸方向両方への移動量が常に一定に保たれるようになる。このように、保持器リング4の軸方向移動を規制する手段として、従来例のようなストッパ部材を用いないから、従来例の問題、つまり保持器リング4がストッパ部材に当接したときに駆動トルクが上昇するといった現象を回避できる。
請求項(抜粋):
ナット部材の内周面に設けられる螺旋溝とねじ部材の外周面に設けられる螺旋溝との間に複数のボールを介装し、前記ナット部材とねじ部材との間でトルクを推力に変換させたり、推力をトルクに変換させたりする構成のボールねじ装置であって、ナット部材とねじ部材との対向環状空間に、前記複数のボールを回転可能に保持する保持器リングが相対回転可能に介入されており、前記ナット部材またはねじ部材の一方を回転側部材としたときに、この回転側部材の回転に伴い保持器リングを前記回転側部材の回転位相に対して一定の関係を保つ状態で回転させながら前記螺旋溝のリード角に応じて軸方向に移動させる動力伝達手段を有している、ことを特徴とするボールねじ装置。
IPC (2件):
F16H 25/22 ,  F16H 25/24
FI (2件):
F16H 25/22 G ,  F16H 25/24 B
Fターム (8件):
3J062AB22 ,  3J062AC07 ,  3J062BA01 ,  3J062BA16 ,  3J062CD13 ,  3J062CD45 ,  3J062CD58 ,  3J062CD63

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