特許
J-GLOBAL ID:200903035109150871

スパイラル形リチウムイオン二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-341832
公開番号(公開出願番号):特開平9-180761
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 電池外面に圧力が加わり内部の電極群が潰された場合に、発火や発煙などを防止すること。【解決手段】 スパイラル形リチウムイオン二次電池は、電池ケース内部に正極シート22と負極シート24とがセパレータを介し積層捲回されて形成された電極群を備えている。正極シート22及び負極シート24は矢印A方向に捲回され、それぞれ捲回終端部には正極活物質14あるいは負極活物質18が塗布されていない正極集電体30あるいは負極集電体32がむき出しの無塗布部22b,24aを備えている。ここで、圧力で電池ケースが変形し電極群が潰される際には正極シート22及び負極シート24の無塗布部22b,24aどうしが短絡し、ここを通じて短絡電流の大半が流れるので、リチウムイオンをドープした負極活物質18が引火される虞はなく、発火または発煙が防止されて電池の安全性の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
帯状の正極集電体(30)の表面に正極活物質(14)を塗布してなる正極シート(22)と、帯状の負極集電体(32)の表面に負極活物質(18)を塗布してなる負極シート(24)とがセパレータ(10)を介して積層されてスパイラル状に捲回されてなる電極群(20)を内部に備えたスパイラル形リチウムイオン二次電池において、該負極シート(24)はその捲回終端部に該負極活物質(18)が塗布されず該負極集電体(32)がむき出しの無塗布部(24a)を備え、捲回によって該負極シート(24)の該無塗布部(24a)が該セパレータ(10)を介して該正極シート(22)と相互に対向しながら該電極群(20)の外周を周回していることを特徴とするスパイラル形リチウムイオン二次電池。
IPC (4件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/04 ,  H01M 10/38
FI (4件):
H01M 10/40 Z ,  H01M 4/02 B ,  H01M 10/04 W ,  H01M 10/38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 非水系電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-249982   出願人:旭化成工業株式会社

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