特許
J-GLOBAL ID:200903035111084819

合成繊維の棒状集合体の連続製造方法並びにその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高須 譲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-043978
公開番号(公開出願番号):特開2002-249975
出願日: 2001年02月20日
公開日(公表日): 2002年09月06日
要約:
【要約】【課題】 合成繊維束を溶剤蒸気処理により構成繊維の接触点において溶着固定する棒状集合体の連続製造工程において、溶剤蒸気の外気漏洩を防止するため合成繊維束を緊密に集束して溶剤蒸気室を通過せしめているため繊維束内部に対する溶剤蒸気処理が不十分となり易く、また85%以上の空隙率の安定した製品が得られなかった。【解決手段】 捲縮合成繊維束を充分開繊して、溶剤蒸気処理のさいの繊維束の空隙率を98〜88%になるよう緩く集束して低移送張力下に10kPa以下の低圧加熱溶剤蒸気処理を行った後に所望の絞りノズルを通過せしめることにより構成繊維間の接触溶着点を増大し、その分布を平均化して、空隙率が60%以下から90%以上にわたる優れた品質の棒状集合体を容易に製造でき、かつ、溶剤蒸気の大気への漏洩を防止した。
請求項(抜粋):
捲縮合成繊維のトウ又はスライバー等の繊維束を被処理物としてその長手方向に移送する間に溶剤蒸気雰囲気中を通過せしめて構成繊維相互の接触点で溶着する棒状集合体の連続製造方法において、被処理物を往復振動せしめて開繊する第1工程、開繊した被処理物を緩く集束して低圧加熱溶剤蒸気処理して構成繊維の表面を膨潤接着性とするとともに繊維を収縮して捲縮度を高めることにより繊維相互の接触点を増加せしめる第2工程、その被処理物を所要の空隙率となるように縮径圧搾して繊維相互の接触点における溶着を強化する第3工程、ついで、その被処理物に対して加熱及び/又は空気吹き当てをして繊維束内に残留する溶剤蒸気を除去する第4工程を順次連続的に行なうことを特徴とする合成繊維の棒状集合体の連続製造方法。
IPC (7件):
D06B 15/00 ,  D04H 1/44 ,  D04H 1/64 ,  D06B 9/00 ,  D06B 13/00 ,  D06M 11/00 ,  D06M 13/08
FI (8件):
D06B 15/00 ,  D04H 1/44 ,  D04H 1/64 C ,  D06B 9/00 ,  D06B 13/00 ,  D06M 11/00 ,  D06M 13/08 ,  D06M 7/02 A
Fターム (38件):
3B154AA07 ,  3B154AA08 ,  3B154AA09 ,  3B154AA12 ,  3B154AB09 ,  3B154BA18 ,  3B154BA31 ,  3B154BB12 ,  3B154BB33 ,  3B154BB47 ,  3B154BB70 ,  3B154BC01 ,  3B154BC47 ,  3B154BD17 ,  3B154BE06 ,  3B154DA10 ,  3B154DA18 ,  4L031AA14 ,  4L031AB03 ,  4L031BA32 ,  4L031BA33 ,  4L031CA15 ,  4L031CA16 ,  4L033AA05 ,  4L033AB01 ,  4L033AC11 ,  4L033BA05 ,  4L033BA09 ,  4L033BA12 ,  4L033BA13 ,  4L047AB03 ,  4L047BA15 ,  4L047BD01 ,  4L047BD04 ,  4L047CA17 ,  4L047CB10 ,  4L047CC16 ,  4L047EA22
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭58-041925
  • 特開昭62-268841
  • 特開昭57-133232
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