特許
J-GLOBAL ID:200903035114234315

距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-145280
公開番号(公開出願番号):特開平7-333338
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 検出方向の補正を行うことができ、しかも耐久性に優れた距離測定装置を提供する。【構成】 半導体レーザ11のLD素子11a,11b,11cを、光パルスの出射範囲20が路面6に対してほぼ直角方向に複数の出射領域20a,20b,20cに分割されるように配置し、コントロールユニット10で光パルスを所定の順序で出射し、検知角検出部2で複数の出射領域20a,20b,20cのうち路面6に対してほぼ平行な出射領域を検出し、この出射領域を通る光パルスによって求めた距離を測定対象物までの距離として選択するようにしたので、路面6に対する車体7の傾きに応じて光パルスの出射方向を自動的に補正することができるとともに、出射方向を補正する手段としてアクチュエータを含む機械的な検出方向補正機構を採用する必要がないから、走行中常時振動が加わる環境下においても壊れにくく、また高速な補正が行えて障害物検出の信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
車両本体の前方の測定対象物に電磁波を送る送信手段と、前記測定対象物からの反射波を受ける受信手段と、前記送信手段が前記電磁波を送信してから前記受信手段が前記反射波を受信するまでの時間に基づいて前記測定対象物までの距離を演算する距離検出手段と、前記車両が走行する路面に対する前記車両の傾きを検出する傾き検出手段とを備えた距離測定装置において、前記送信手段は、前記電磁波の出射範囲を前記路面に対してほぼ直角方向に分割した複数の出射領域の各々に対応して設けられた複数の発信器を有し、前記傾き検出手段の検出結果に応じて、前記複数の発信器のうち前記路面に対してほぼ平行な出射領域に対応する発信器からの電磁波に基づいて前記測定対象物までの距離を求めることを特徴とする距離測定装置。

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