特許
J-GLOBAL ID:200903035114582810

回転刃式粉砕機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-009585
公開番号(公開出願番号):特開平9-193107
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 同軸上のチッパナイフとビータを高速回転させて樹木等の被粉砕物を粉砕する回転刃式粉砕機において、ビータの回転が不必要な場合には粉砕刃14だけを回転させてビータを回転させないようにする。【解決手段】 被粉砕物を高速回転するフライホイール11の破砕刃14で一次粉砕し、次いでシュレッダ装置12のビータで二次粉砕し、被粉砕物を排出部24によって本体25の外に排出する回転刃式粉砕機において、シュレッダ装置12を回転軸30に遊嵌すると共に、ブロアファン13の取付部39にはその外周部を軸線方向に摺動可能なスライダ40を設け、スライダ40の一端は本体25の外側に突出させ、外部からスライダ40を本体25内に没入させた時にはこのスライダ40を介してシュレッダ装置12とブロアファン13とが結合し、スライダ40を本体25から突出させる方向に引き出した時にはシュレッダ装置12が自由回転するように構成する。
請求項(抜粋):
投入口(21)から投入された被粉砕物を送り装置(22)によって本体装置(25)内に取り込み、この本体装置(25)内では送られてきた被粉砕物を、駆動装置(26)によって駆動される回転軸(30)に結合して回転するフライホイール(11)に取り付けられた粉砕刃(14)によって一次粉砕し、次いで前記回転軸(30)に結合して回転するシュレッダ装置(12)に取り付けられたビータ(15)によって二次粉砕し、粉砕されて細かくなった被粉砕物を前記回転軸(30)に結合して回転するブロアファン(13)によって本体装置(25)の外に排出する回転刃式粉砕機において、前記シュレッダ装置(12)の前記回転軸(30)との結合手段を除去して、前記シュレッダ装置(12)が前記回転軸(30)の回りを自由に回転できるようにすると共に、前記シュレッダ装置(12)の前記ブロアファン側の端部に第1の係合部(36)を設け、前記ブロアファン(13)の前記回転軸(30)への取付部(39)には、この取付部(39)に係合した状態で前記回転軸(30)の軸線方向にスライド可能なスライダ(40)を設け、前記スライダ(40)のシュレッダ装置(12)側の端部には、このスライダ(40)がシュレッダ装置(12)側にスライドした時に前記第1の係合部(36)に係合して、前記シュレッダ装置(12)とこのスライダ(40)とを結合する第2の係合部(42)を設け、前記スライダ(40)の第2の係合部(42)と反対側の端部は前記本体装置(25)の外側まで延長して、この延長部(43)を前記本体装置(25)から突出させる側にスライドさせた時に、前記シュレッダ装置(12)とこのスライダ(40)との結合が外れるように構成したことを特徴とする回転刃式粉砕機。

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