特許
J-GLOBAL ID:200903035120021366

物標追尾装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-054081
公開番号(公開出願番号):特開平8-248125
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 追尾物標がレーダ電波の陰エリアを通過する際に、そのレーダ映像が消失しても、追尾を継続することができる物標追尾装置。【構成】 レーダ電波の障害物又はその陰エリアの位置情報及び1次反射体となる物標の位置情報が設定される位置情報設定部1と、追尾物標がレーダ電波の陰エリアを通過する際にレーダ映像が消失した場合に、1次反射体となる物標と追尾物標との間の多重反射による偽像の位置情報と追尾物標の進行方向とを用いて追尾物標の位置を推定して物標の追尾を継続する移動物標追尾手段2と、追尾物標の推定位置に消失したレーダ映像の代りに推定映像を発生させると共に偽像を消去する消去映像を発生させ、この推定映像及び消去映像をレーダ映像に合成して表示させる推定映像・消去映像生成部3及び映像合成部4とを備えたもの。
請求項(抜粋):
レーダの覆域にある障害物によるレーダ電波の陰エリアを通過する物標の追尾を継続する物標追尾装置であって、レーダ設置位置からみた前記障害物又はレーダ電波の陰エリアの位置情報が予め設定されると共に、前記陰エリアの近くでレーダの1次反射体となる物標の位置情報が予め設定されるかまたはレーダ映像の状況に基づき自動的に設定される位置情報設定手段と、レーダから得られる物標映像の位置情報に基づき移動物標の追尾を行うと共に、追尾中の物標が前記レーダ電波の陰エリアを通過する際にレーダ映像が消失した場合に、前記位置情報設定手段に設定された障害物又はレーダ電波の陰エリア及び1次反射体となる物標の位置情報を参照し、前記1次反射体となる物標と陰エリアを通過する物標を2次反射体とする多重反射に基づき、前記1次反射体となる物標と同一方位でかつ遠方となる位置に追尾物標の偽像が発生したかを判別し、偽像が発生した場合に、前記1次反射体となる物標と偽像との間の距離を半径とする円と、レーダ映像が消失する前の追尾物標の進行方向を示す直線との交点位置を算出し、この交点位置を追尾物標の陰エリア内の推定位置として移動物標の追尾を継続する移動物標追尾手段と、前記移動物標追尾手段が算出した交点位置に、消失したレーダ映像の代りに推定映像を発生させ、この推定映像をレーダ映像と合成して表示させる推定映像発生・合成手段とを備えたことを特徴とする物標追尾装置。
IPC (3件):
G01S 13/46 ,  G01S 7/32 ,  G01S 13/66
FI (3件):
G01S 13/46 ,  G01S 7/32 A ,  G01S 13/66

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