特許
J-GLOBAL ID:200903035123977347

フランジ付き板材の折曲加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 昭治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-235377
公開番号(公開出願番号):特開平6-126338
出願日: 1992年08月11日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 本体部の端縁の一方側に折曲フランジを有する鉄板、合成樹脂板等の板材を、フランジを含んだまま板材に湾曲部を形成してフランジ側に折曲加工するに際し、フランジの入隅側面内に生ずる余長部の屈曲を吸収して納まりよく折曲する方法を提供する。【構成】 板材10に所定の湾曲部15の弧長に等しい折曲域14を定め、この折曲域14に位置するフランジ13に前記折曲域14に沿って上底辺31を有し、フランジ13の外縁17を上底辺31より長い下底辺33とする台形の凹陥部30を形成し、前記折曲域14に沿ってフランジ13に加力することによって凹陥部30の底面34をさらに谷状に変形させ、台形の斜辺32を近接させると共に、凹陥部30の二等分線21に沿って谷部22を形成するように凹陥部30に褶曲部20を形成し、この褶曲部20内にフランジの折曲余長部を吸収して折曲する。
請求項(抜粋):
本体部の端縁の一方側に折曲フランジを有する鉄板、合成樹脂板等の板材を、フランジに直交する方向に本体部に湾曲部を形成してフランジ側に折曲加工する方法において、該板材の折曲部に所定の湾曲部の弧長に等しい折曲域を定め、この折曲域の内側に位置するフランジに前記折曲域に沿って上底辺を有し、フランジの外縁を上底辺より長い下底辺とする台形の凹陥部を形成し、前記折曲域に沿ってフランジに加力することによって凹陥部の底面をさらに谷状に変形させ、台形の斜辺を近接させると共に、凹陥部の中央二等分線に沿って谷部を形成するように凹陥部に褶曲部を形成し、この褶曲部内にフランジの折曲余長部を吸収して折曲することを特徴とするフランジ付き板材の折曲加工方法。

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