特許
J-GLOBAL ID:200903035128926023

定電流電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤井 敬史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-196478
公開番号(公開出願番号):特開平6-168041
出願日: 1984年06月29日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】定電流電源回路では、負荷抵抗が大となると出力電圧を上昇させて出力電流を一定に安定化するような制御が行なわれるため、出力が開放となった場合に過電圧が発生する。本発明は、このような不都合を解消する極めて簡易で高精度な定電流電源回路を提供することを目的とする。【構成】出力電流検出用素子に発生する電圧を検出し、第1のトランジスタのベース・エミッタ間順方向しきい電圧と比較してその差を増幅し出力する該第1のトランジスタと、電圧検出回路からの検出電圧を第2のトランジスタのベース・エミッタ間順方向しきい電圧と比較しその差を増幅し出力する該第2のトランジスタと、これらの出力を絶縁型DC-DCコンバ-タ回路に伝達するフォトカップラとからなることを特徴とする定電流電源回路。
請求項(抜粋):
直流電力を出力する絶縁型DC-DCコンバ-タ回路と、該絶縁型DC-DCコンバ-タ回路の出力側に直列接続された出力電流検出用素子と、定電流制御を行うため該出力電流検出用素子の両端に発生する電圧を検出し、第1のトランジスタのベース・エミッタ間順方向しきい電圧と比較してその差を増幅し出力する該第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタの出力を第1の制御信号として前記絶縁型DC-DCコンバ-タ回路に伝達するフォトカップラと、前記絶縁型DC-DCコンバ-タ回路の出力端に並列に接続された電圧検出回路と、過電圧を防止するため該電圧検出回路から出力される検出電圧を第2のトランジスタのベース・エミッタ間順方向しきい電圧と比較しその差を増幅して得られる第2の制御信号を前記フォトカップラを介して前記絶縁型DC-DCコンバ-タ回路に与える前記第2のトランジスタとを備え、前記第1のトランジスタのエミッタを前記絶縁型DC-DCコンバ-タ回路と前記出力電流検出用素子との接続点に、前記第2のトランジスタのエミッタを前記出力電流検出用素子と前記電圧検出回路との接続点にそれぞれ接続し、前記第1のトランジスタのコレクタと前記第2のトランジスタのコレクタとを共に前記フォトカップラの一端に接続し、前記フォトカップラの他の一端を前記絶縁型DC-DCコンバ-タ回路と前記電圧検出回路との接続点に接続したことを特徴とする定電流電源回路。
IPC (4件):
G05F 1/56 310 ,  G05F 1/56 320 ,  H02M 1/00 ,  H02M 3/28

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