特許
J-GLOBAL ID:200903035136137801

ノズル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159536
公開番号(公開出願番号):特開平9-313993
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 外部混合方式において、液体の微粒化効率の向上を図る。【解決手段】 ノズル12の外周部に形成された気体吐出口20は、これの上流側に位置させて他の部分より狭くなるように形成された絞り部22と、この絞り部22から出口に向かうに従って次第に広くなるように形成された拡開部23とを有する構成とする。気体吐出口20から吐出される圧縮空気の速度を音速以上とすることが可能になり、気体吐出口20から吐出される圧縮空気の速度と、液体吐出口17から出る塗料の速度との速度差を大きくできるから、塗料の微粒化効率を向上することができる。圧縮空気の供給圧力が低い領域でも、従来に比べて塗料の微粒化効率を向上できる。また、液体と圧縮空気とがノズル装置の外部において混合される外部混合方式であり、しかも、液体吐出口17と気体吐出口20の両各開口端部が同一平面に位置するように設定されているから、霧状となった液体が滴となって飛ばされたり、液体が逆流することを防止できる。
請求項(抜粋):
液体吐出口を有するノズルと、このノズルの外周部に当該ノズルの外周面とともに気体吐出口を形成する気体吐出口形成部材とを備え、圧縮気体を前記気体吐出口から外部へ吐出させることに基づき、液体を前記液体吐出口から霧状にして噴出させる構成のノズル装置において、前記気体吐出口に、これの上流側に位置させて他の部分より狭くなる絞り部を形成すると共に、この絞り部から出口に向かうに従って次第に広くなる拡開部を形成し、かつ、前記液体吐出口の開口端部と前記気体吐出口の開口端部とが同一平面、もしくは液体吐出口の開口端部が気体吐出口の開口端部より多少とも前方に位置するように設定したことを特徴とするノズル装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-289257

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