特許
J-GLOBAL ID:200903035137977498
階調値の散らばり度合いに応じた階調補正量の導出
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-065892
公開番号(公開出願番号):特開2004-274641
出願日: 2003年03月12日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】画像データに対して施す階調補正の補正量を簡易的に導出する。【解決手段】コンピュータPCは、画像データの階調値のヒストグラムを生成する。そして、ヒストグラムの両端から階調値を走査し、ヒストグラムの左端部の面積LSおよび右端部の面積RSがそれぞれヒストグラムの総面積Sの16%になるように2つの階調値i,jを求める。画像データの階調値の分布が、正規分布に従うと仮定すると、階調値iからjの範囲が標準偏差σの2倍に相当するため、このような方法により、標準偏差の推定値である散らばり度合いを求めることができる。しかし、画像データの階調値はすべて正規分布に従うものとはいえないため、散らばり度合いには誤差が含まれる。そのため、散らばり度合いを量子化することにより、階調補正量を求める。こうすることにより、階調補正量を簡易的に導出することが可能となる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
画像データに対して階調補正を施す際の補正量を導出する階調補正量導出装置であって、
画像データを構成する各画素の階調値の度数分布を表すヒストグラムを生成するヒストグラム生成部と
前記ヒストグラムを一端部分、中央部分、他端部分の3つの部分に分割することとなる2つの階調値を、前記ヒストグラムの総面積に対する前記一端部分および他端部分の面積の割合がそれぞれ所定の割合S1となるように、または、前記総面積に対する前記中央部分の面積の割合が所定の割合S2となるように、求める分割階調値導出部と、
前記2つの階調値に基づき、前記画像データを構成する各画素の階調値の散らばり度合いを求める散らばり度合い導出部と、
前記散らばり度合いに応じて前記画像データの階調補正量を求める階調補正量導出部と、
を備える階調補正量導出装置。
IPC (4件):
H04N1/407
, G06T5/00
, G06T5/40
, H04N5/243
FI (4件):
H04N1/40 101E
, G06T5/00 100
, G06T5/40
, H04N5/243
Fターム (29件):
5B057CA01
, 5B057CA08
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057CB01
, 5B057CB08
, 5B057CB12
, 5B057CB16
, 5B057CE11
, 5B057DA17
, 5B057DB02
, 5B057DB06
, 5B057DB09
, 5B057DC04
, 5B057DC23
, 5B057DC36
, 5C022AA11
, 5C022AA13
, 5C022AB19
, 5C022AC41
, 5C022AC69
, 5C077MP01
, 5C077MP08
, 5C077PP15
, 5C077PP32
, 5C077PP43
, 5C077PP46
, 5C077PQ19
, 5C077TT09
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