特許

J-GLOBAL ID：200903035142408400

ケーブル用防水カバー

発明者： 加藤 清之輔
出願人/特許権者： 住友ゴム工業株式会社
代理人 (1件)： 江原 省吾 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-219865
公開番号（公開出願番号）：特開平10-060814
出願日： 1996年08月21日
公開日（公表日）： 1998年03月03日
要約：

【要約】【課題】 ケーブルとその基端部を保護する定着管の間への浸水を防止する弾性防水カバーが、ケーブルと定着管が偏心していると歪んで変形するので取付けが難しくなり、また防水カバーの外観が悪くなる。【解決手段】 ケーブル2に嵌着される小径の筒部4b、定着管3に嵌着される大径の筒部4c、この両筒部4b,4cを両端に同軸に一体化させた円錐筒状の本体部4aを有する弾性防水カバー4で、筒部4b,4cの内周面に、筒部軸方向Zの途中から軸方向Zに対する角度が変化する座面M、例えば両テーパ面M1〜M4 を設け、ケーブル2と定着管3が偏心した場合にこの両者に座面Mを接触させて偏心による本体部4aの捻れ、歪みによる変形を軽減させ、外観と共に取付作業性を改善する。

請求項（抜粋）：

構造物に張設されたケーブルと、このケーブルの構造物側の基端部に外嵌された筒状のケーブル保護用定着管の各々の外周に部分的に嵌着される筒部を両端に一体に有する略円錐筒状の本体部を備えた弾性材料から成る防水カバーにおいて、本体部両端の筒部の少なくとも一方の内周面が、筒部軸方向の途中から軸方向に対する角度が連続或いは段階的に変化する座面を有することを特徴とするケーブル用防水カバー。