特許
J-GLOBAL ID:200903035143989511

投射型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 四宮 通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220314
公開番号(公開出願番号):特開平10-049069
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 色分解特性を損なうことなく色合成特性を向上させて、投射像の画質を向上させる。【解決手段】 光源からの光は、ダイクロイックプリズム3により各色光に色分解される。色分解された各色光は、偏光ビームスプリッタ5R,5G,5Bによりそれぞれ2つの偏光光に偏光分離される。各色光の一方の偏光光は、ライトバルブ6R,6B,6Gにより変調される。各色光の変調光は、偏光ビームスプリッタ5R,5G,5Bにより検光され、ダイクロイックプリズム7により色合成され、投射レンズによりスクリーン上に投射される。プリズム3は、それぞれ異なる形状の3個の三角柱のプリズム部材3-1,3-2,3-3を、ダイクロイック膜3B,3Gを挟んで貼り合わせることによって組み合わせたものである。プリズム7はプリズム3と同一の構成を有する。
請求項(抜粋):
光源からの光を第1、第2及び第3の色光に色分解する色分解光学系と、前記色分解された第1、第2及び第3の色光をそれぞれ変調する第1、第2及び第3のライトバルブと、前記第1、第2及び第3のライトバルブによりそれぞれ変調された第1、第2及び第3の色光を色合成する色合成光学系と、前記色合成光学系にて色合成された光を投射する投射光学系と、を有する投射型表示装置において、前記色分解光学系は、それぞれ異なる形状の3個のプリズム部材であって各々が三角柱又は四角柱である3個のプリズム部材を、ダイクロイック膜を挟んで、貼り合わせるかあるいは空隙を隔てて向かい合わせることによって、組み合わせた第1のダイクロイックプリズムから構成され、前記色合成光学系は、前記第1のダイクロイックプリズムと実質的に同一の構成を有する第2のダイクロイックプリズムから構成されたことを特徴とする投射型表示装置。

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