特許
J-GLOBAL ID:200903035148729380

ディーゼル機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250414
公開番号(公開出願番号):特開2001-073743
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 フィルタ再生処理を行なうバーナで消費される燃料を低減する。【解決手段】 フィルタ再生を行なう場合、排気通路10を少し開き、バイパス通路14を略全開にするように開度制御弁18を制御することで、機関運転中の排気の一部をフィルタ12に導き、排気熱を利用することでバーナ装置20で消費される燃料を低減する。また、排気通路10内に突出するように助燃エアを供給するエア供給通路34を設け、その先端部を通路横断面積が小になったエゼクタ形状に形成すると共に、バーナ装置20から燃料噴霧が助燃エアの流れに沿った方向に噴射されるように燃料噴射ノズル25を配設することで、燃料噴霧,助燃エア及び排気の混合を促進し、バーナ装置20で消費される燃料をさらに低減する。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関の排気通路に介装され、排気中の粒子状物質を捕集するフィルタと、該フィルタに捕集された粒子状物質を焼却することでフィルタの再生処理を行なうバーナと、当該フィルタをバイパスするするように排気通路に接続されるバイパス通路と、前記排気通路及びバイパス通路の分岐部に介装された開度制御弁を介して、該排気通路及びバイパス通路の開度を制御する開度制御手段と、前記バーナ及びフィルタに捕集された粒子状物質を燃焼するための助燃エアを供給する助燃エア供給手段と、を含んで構成されるディーゼル機関の排気浄化装置であって、前記開度制御手段は、フィルタ再生処理を行なうときに、前記バイパス通路を略全開にし、前記排気通路を少し開くように前記開度制御弁を制御する一方、フィルタ再生処理を行なわないときに、前記排気通路を全開とし、前記バイパス通路を全閉とするように前記開度制御弁を制御する構成であり、前記助燃エア供給手段は、前記排気通路内に突出するエア供給通路を有し、かつ、該エア供給通路の先端部は、通路横断面積が小になったエゼクタ形状に形成された構成であり、前記バーナは、前記エア供給通路内であって助燃エアの流れに沿った方向に燃料噴霧を噴射するように配設され、かつ、燃料噴射孔近傍に燃料噴霧に点火する点火用電極が一体的に配設された構成であることを特徴としたディーゼル機関の排気浄化装置。
IPC (3件):
F01N 3/02 331 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/02 321
FI (3件):
F01N 3/02 331 A ,  F01N 3/02 331 F ,  F01N 3/02 321 A
Fターム (9件):
3G090AA03 ,  3G090BA02 ,  3G090CB04 ,  3G090CB18 ,  3G090CB24 ,  3G090DA03 ,  3G090DA12 ,  3G090DA13 ,  3G090DB04

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