特許
J-GLOBAL ID:200903035149521791

固体高分子型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-311120
公開番号(公開出願番号):特開2004-146245
出願日: 2002年10月25日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】発電性能の更なる向上を図り得る固体高分子型燃料電池を提供する。【解決手段】高分子電解質膜1と、高分子電解質膜1の片側に設けられ燃料が供給される燃料極12と、高分子電解質膜1の他の片側に設けられ酸化剤含有ガスが供給される酸化剤極15と、燃料極12の外側に設けられた燃料極用のガス流路形成部材2と、酸化剤極15の外側に設けられた多孔質の酸化剤極用のガス流路形成部材2と、酸化剤極用のガス流路形成部材2の外側に水が流れる通水路41を形成する仕切部材51と、水を通水路41に圧送させて通水路41に水を流す通水部49とを有する。多孔質の酸化剤極用のガス流路形成部材3において、通水路41と酸化剤極15との間における湿分通過性(細孔径,気孔率等の少なくとも一方)は、下流側領域93よりも上流側領域91で大きく設定されている。従って上流側領域91における過剰乾燥が抑制される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
イオン伝導性をもつ高分子電解質膜と、前記高分子電解質膜の片側に設けられ燃料が供給される燃料極と、前記高分子電解質膜の他の片側に設けられ酸化剤含有ガスが供給される酸化剤極と、前記燃料極の外側に設けられた燃料極用のガス流路形成部材と、前記酸化剤極の外側に設けられた酸化剤極用の多孔質のガス流路形成部材と、前記酸化剤極用のガス流路形成部材の外側に水が流れる通水路を形成する通水路形成部材と、水を前記通水路に供給して前記通水路に水を流す通水部とを具備する固体高分子型燃料電池であって、 前記酸化剤極用の多孔質のガス流路形成部材において、 前記酸化剤ガスが流れる下流を下流側領域と定義すると共に、前記酸化剤ガスが流れる上流を上流側領域と定義するとき、 前記通水路と前記酸化剤極との間における水分透過性は、前記下流側領域よりも前記上流側領域で大きく設定されていることを特徴とする固体高分子型燃料電池。
IPC (2件):
H01M8/02 ,  H01M8/10
FI (3件):
H01M8/02 B ,  H01M8/02 R ,  H01M8/10
Fターム (5件):
5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CC10 ,  5H026HH03 ,  5H026HH04

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