特許
J-GLOBAL ID:200903035160781908

車両の走行経路誘導装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大儀 武夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-104193
公開番号(公開出願番号):特開平6-313717
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 車両が走行予定経路を逆方向に走行しても、車両乗員に違和感を与えることなく走行経路の誘導を行なうことのできる装置を提供する。【構成】 走行予定経路上の登録交差点Pi毎に、進入判定エリアWi,通過判定円Xi,経路ずれ判定円Yi,経路ずれ判定方向Ziを設定しておき、車両が進入判定エリアWiに進入したとき車両の進行方向を、車両が通過判定円Xiに進入したとき車両の交差点Pi通過を、車両が経路ずれ判定円Yiの外に移動したとき車両が経路ずれ判定方向Zi内になければ経路ずれを、夫々案内する装置において、車両が通過判定円Xiを通過してから進入判定エリアWiに進入したときには、進行方向の案内を禁止すると共に、車両の進行方向の案内を行っていないときには、経路ずれの判定及び案内を禁止する。この結果、車両が走行予定経路を逆方向に走行した際に誤った案内を行なうのを防止できる。
請求項(抜粋):
道路地図を表示するための表示手段と、道路地図を表す地図データ及び該道路地図上での車両の走行予定経路を記憶する地図データ記憶手段と、車両位置を検出する車両位置検出手段と、前記地図データに基づき前記表示手段に道路地図を表示すると共に、該道路地図上に、前記走行予定経路及び前記車両位置を識別可能に表示する表示制御手段と、を備えた車両の走行経路誘導装置において、前記走行予定経路上の交差点毎に、車両が前記走行予定経路に沿って当該交差点に進入する際の進入判定領域、車両が当該交差点を通過したことを判定するための通過判定領域、及び車両が当該交差点から脱出する際に前記走行予定経路に沿っているか否かを判定するための脱出判定領域を夫々設定する領域設定手段と、前記車両位置に基づき、車両が前記領域設定手段にて設定された進入判定領域内に進入したか否かを判断し、車両が該進入判定領域に進入した場合には、該進入判定領域に対応した交差点での車両の進行方向を車両乗員に案内する進入案内手段と、前記車両位置に基づき、車両が前記領域設定手段にて設定された通過判定領域に進入したか否かを判断し、車両が通過判定領域に進入した場合には、車両が該通過判定領域に対応した交差点を通過中である旨を車両乗員に案内する通過案内手段と、該通過案内手段が交差点の通過案内を行なった後、車両が当該交差点の進入判定領域に進入した場合には、前記進入案内手段による案内動作を禁止する進入案内禁止手段と、前記進入案内手段が車両が進入した交差点に対する進行方向の案内を行なうと、その後、前記領域設定手段にて設定された当該交差点の脱出判定領域を用いて、車両が当該交差点から前記走行予定経路に沿って脱出したか否かを判断し、車両が前記走行予定経路に沿って脱出していなければ、車両の走行予定経路からのずれを車両乗員に案内する経路ずれ案内手段と、を備えたことを特徴とする車両の走行経路誘導装置。
IPC (2件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969

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