特許
J-GLOBAL ID:200903035161280538

衛星テレビジョン有料放送用デコーダにおける個別情報処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-208455
公開番号(公開出願番号):特開平9-037227
出願日: 1995年07月24日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【解決手段】 個別情報処理手段14は、個別情報の受け取り待ち状態において自己宛の個別情報を受け取った際、その個別情報を復号して得た契約条件と、各放送チャネル毎の最新の契約条件を保存するための個別情報格納用メモリ18に保存されている最新の契約条件とを比較し、一致する場合には今回の契約条件の処理を中断して直ちに次に受信される個別情報の処理のために個別情報の受け取り待ち状態に戻る。【効果】 受け取った個別情報について常に契約条件を取り込む構成では時間がかかり、直後に送信されてくる契約条件はどの周期でも処理できないが、一般に放送局から周期的に送信される自己宛の複数の契約条件は頻繁に変更されることがないので、以前と同じ契約条件の場合には直ちに次の個別情報の受け取り待ち状態に戻ることにより、処理速度が低くても何周期かの間には自己宛の複数の契約条件を漏れなく取り込める。
請求項(抜粋):
スクランブル放送信号に重畳された共通情報中の番組情報に含まれる契約条件とデコーダ内に蓄積されている契約条件とを比較する契約条件比較手段を備え、正当な契約が行われている受信契約者に限って映像デスクランブラおよび音声デスクランブラを機能させるようにした衛星テレビジョン有料放送用デコーダにおいて、個別情報の受け取り待ち状態において自己のデコードIDを含む個別情報を受け取った際、その個別情報を復号して得た契約条件と、各放送チャネル毎の最新の契約条件を保存するための個別情報格納用メモリに保存されている最新の契約条件とを比較し、一致する場合には今回の契約条件の処理を中断して次に受信される個別情報の処理のために個別情報の受け取り待ち状態に戻り、一致しなかった場合には今回の個別情報中の契約条件で前記個別情報格納用メモリの古い契約条件を更新すると共に今回の契約条件に基づいた処理を実行し終えた後に次に受信される個別情報の処理のために個別情報の受け取り待ち状態に戻るようにしたことを特徴とする衛星テレビジョン有料放送用デコーダにおける個別情報処理方法。
IPC (4件):
H04N 7/16 ,  H04H 1/00 ,  H04N 7/167 ,  H04N 7/20
FI (4件):
H04N 7/16 A ,  H04H 1/00 H ,  H04N 7/20 ,  H04N 7/167

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