特許
J-GLOBAL ID:200903035175595159

異なる板厚部分を備えた金属部材の表面硬化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-232099
公開番号(公開出願番号):特開2001-059153
出願日: 1999年08月19日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 異なる板厚部分を備えた金属部材の窒化処理を適切に行うことのできる方法を提案すること。【解決手段】 撓み噛み合い式歯車装置のカップ形の可撓性外歯歯車3の表面硬化処理に当たっては、まず、板厚の厚い外歯34が形成されている歯部表面のみをショットピーニングし、しかる後に、表面全体に窒化処理を施す。歯部表面では窒化層が厚くなり、板厚が非常に薄い胴部31、ダイヤフラム33では窒化層が薄く形成される。よって、表面全体の強度を十分に高める事ができると共に、板厚が非常に薄い胴部、ダイヤフラムの脆弱化を防止できる。さらには、歯部の残留応力をショットピーニング加工により除去できるので、窒化処理の加熱により歯部近傍に大きな変形が発生することも回避できる。
請求項(抜粋):
第1の厚さの板部分と、当該第1の厚さの板部分よりも厚い第2の厚さの板部分とを備えた窒化用鋼からなる金属部材の表面に窒化処理を施すことにより当該表面を硬化させる金属部材の表面硬化方法において、前記第2の厚さの板部分の表面にショットピーニング加工を施し、次に、前記第1および第2の厚さの板部分の表面に、窒化処理を施すことを特徴とする金属部材の表面硬化方法。
IPC (2件):
C23C 8/26 ,  F16H 1/32
FI (2件):
C23C 8/26 ,  F16H 1/32 B
Fターム (6件):
3J027FA37 ,  3J027GB03 ,  3J027GC07 ,  3J027GE14 ,  4K028AA02 ,  4K028AB06
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る