特許
J-GLOBAL ID:200903035178920999
光コネクタ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
国平 啓次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263566
公開番号(公開出願番号):特開平10-090555
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 光コネクタの無研磨組立の場合、フェルール10のファイバ穴120の大部分に接着剤40が充填されておらず、又特にフェルール本体12がジルコニア製のSC型の場合、光ファイバ22との線膨張係数の開きが大きく、高温になると、光ファイバ22の先端が端面122から引込んだ状態になる。そのため光ファイバ22の先端間に隙間が生じ、接続損失が大きくなる。【解決手段】 フェルール10が、前部の本体12と後部のフランジ部14の2つの部分を連結したものの場合、通常、本体12には線膨張係数が正のジルコニア等のセラミックス材料を用いるのに対して、フランジ部14の材料には負の線膨張係数を有する液晶ポリマー等を用いる。また、光ファイバ22を、フランジ部14の後半部のみに固定する。こうすると、特に温度上昇時における光ファイバ22先端の引っ込みを相殺又は軽減できる。
請求項(抜粋):
フェルールに設けてあるファイバ穴内に光ファイバが挿入されかつ固定されており、そのようにされた前記フェルールが突合わせ接続される方式の光コネクタにおいて、前記フェルールが、前部と後部の2つの部分を連結したものであって、前記前部と後部を構成する材料の線膨張係数が、片方は正で、他方は負であり、前記光ファイバは、主として前記フェルール後部に固定されていることを特徴とする、光コネクタ。
IPC (2件):
FI (2件):
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