特許

J-GLOBAL ID：200903035179022048

高疲労強度歯車

発明者： 内藤 賢一郎 ,  片山 昌
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田村 弘明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-188320
公開番号（公開出願番号）：特開平6-034017
出願日： 1992年07月15日
公開日（公表日）： 1994年02月08日
要約：

【要約】【目的】 自動車のトランスミッション等の駆動伝達系に使用される歯車の接触疲労強度の向上を目的とする。【構成】 表面硬さHv800〜Hv1,000の歯車において、歯面/歯面の接触面下に下記分布の残留応力を有する疲労強度に優れる歯車。A)歯表面の残留応力(σR )surface と歯内部の最大圧縮残留応力(σR )max との差、即ちΔσR =(σR )surface -(σR )max が110〜160kgf/mm2 、B)歯表面から最大圧縮残留応力(σR )max 箇所までの距離(L)が35〜75μm。【効果】 接触疲労強度が100%向上する。

請求項（抜粋）：

機械構造用合金鋼を浸炭及び/または窒化により表面硬化した後、焼入・焼戻した硬さHv800超〜Hv1,000の歯車において、歯面/歯面の接触面下に下記分布の残留応力を有することを特徴とする疲労強度に優れる歯車。A)歯表面の残留応力(σR )surface と歯内部の最大圧縮残留応力(σR )max との差、即ちΔσR =(σR )surface -(σR )max が110〜160kgf/mm2 、B)歯表面から最大圧縮残留応力(σR )max 箇所までの距離(L)が35〜75μm。

IPC (3件)：

F16H 55/06 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/26