特許
J-GLOBAL ID:200903035185709969

電動パワーステアリング制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-217674
公開番号(公開出願番号):特開平6-064552
出願日: 1992年08月17日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 電磁クラッチ耐久性を向上させると共に、高速運転中のクラッチ電流ハンチングを防止して安全性を向上させた電動パワーステアリング制御装置を得る。【構成】 操舵トルクT及び車速Vに基づいて電磁クラッチ14に対するクラッチ駆動指令値Icを生成するクラッチ制御手段92Aは、操舵トルクの異常判定基準となる第1の所定トルク値及びこれより小さい第2の所定トルク値を設定する手段を含み、クラッチ駆動指令値を、低速運転時には車速に応じた定常値に設定し、高速運転時に操舵トルクが第1の所定トルク値に達していなければ所定指令値に設定し、高速運転時に操舵トルクが第1の所定トルク値以上に達したときには最小指令値に設定し、クラッチ電流指令値が最小指令値のときに操舵トルクが第2の所定トルク値未満になったときには所定指令値に復帰させる。
請求項(抜粋):
ハンドルを含む操舵系と、前記操舵系に対する補助トルクを発生するモータと、前記補助トルクを前記操舵系に選択的に伝達するための電磁クラッチと、前記操舵系に印加される操舵トルクを検出するトルクセンサと、車速を検出する車速センサと、前記操舵トルク及び前記車速に基づいて前記モータに対するモータ駆動指令値を生成するモータ制御手段と、前記操舵トルク及び前記車速に基づいて前記電磁クラッチに対するクラッチ駆動指令値を生成するクラッチ制御手段と、を備え、前記モータ制御手段は、前記車速が所定車速以上のときに前記モータ駆動指令値を0に設定し、前記クラッチ制御手段は、前記操舵トルクの異常判定基準となる第1の所定トルク値及びこの第1のトルク値より小さい第2の所定トルク値を設定する手段を含み、前記車速が前記所定車速未満のときには前記クラッチ駆動指令値を前記車速に応じた定常値に設定し、前記車速が前記所定車速以上で前記操舵トルクが前記第1の所定トルク値に達していないときには前記クラッチ駆動指令値を前記定常値より小さい所定指令値に設定し、前記車速が前記所定車速以上で前記操舵トルクが前記第1の所定トルク値以上に達したときには前記クラッチ駆動指令値を前記所定指令値より小さい最小指令値に設定し、前記クラッチ駆動指令値が前記最小指令値で前記操舵トルクが前記第2の所定トルク値未満になったときには前記クラッチ駆動指令値を前記所定指令値に復帰させることを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
IPC (2件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/02

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