特許
J-GLOBAL ID:200903035185734467

高純度ビスフエノールAの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120436
公開番号(公開出願番号):特開平6-025048
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【構成】 酸性触媒の存在下フェノールとアセトンから公知方法で製造したビスフェノールの得られる反応溶液を用い、この反応溶液を、ビスフェノールとフェノールとの1:1付加体の形態で該ビスフェノールが結晶化するまで冷却し、この付加体を分離すると同時に、除去したフェノール母液をこの工程に戻し、そしてその分離した付加体にフェノールを、全フェノール含有量が少なくとも40重量%になるような量で加え、この得られる混合物を、任意に不活性ガス雰囲気中で、分別溶融結晶化することにより、高度に精製し、そして最後に、この得られる付加体を蒸留することで、高純度のビスフェノールAとフェノールに分離し、このフェノールをこの工程に戻す、ことを特徴とする、高純度ビスフェノールAの製造方法。【効果】 本発明の方法は、ビスフェノールAを99.9重量%以上の純度で与える。
請求項(抜粋):
酸性触媒の存在下フェノールとアセトンから公知方法で製造したビスフェノールの得られる反応溶液を用い、この反応溶液を、ビスフェノールとフェノールとの1:1付加体の形態で該ビスフェノールが結晶化するまで冷却し、この付加体を分離すると同時に、除去したフェノール母液をこの工程に戻し、そしてその分離した付加体にフェノールを、全フェノール含有量が少なくとも40重量%になるような量で加え、この得られる混合物を、任意に不活性ガス雰囲気中で、分別溶融結晶化することにより、高度に精製し、そして最後に、この得られる付加体を蒸留することで、高純度のビスフェノールAとフェノールに分離し、このフェノールをこの工程に戻す、ことを特徴とする、高純度ビスフェノールAの製造方法。
IPC (5件):
C07C 39/16 ,  B01J 31/08 ,  C07C 37/20 ,  C07C 37/84 ,  C07B 61/00 300

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