特許
J-GLOBAL ID:200903035191564689

高密度冷熱蓄熱輸送用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-345173
公開番号(公開出願番号):特開2001-131538
出願日: 1999年10月29日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 地域冷暖房で、氷スラリーを用いる冷熱蓄熱・輸送システムにおいて氷粒子が塊状化した場合、冷熱蓄熱槽内における流動・伝熱の不良や冷熱輸送を困難にする等の問題がある。その欠点を改善し、配管及びポンプによって所定の場所に安全に輸送出来る氷スラリーの生成を目的とする。【解決手段】 水、各種ブライン水溶液、有機化合物水溶液等にアルキルグルコシド系、ラムノリピッド系、ソフォロリピッド系、トレハロスリピッド系、アルキルマンノシド系、アルカノイル-N-メチルグルカミド系界面活性剤の1種類又は2種類以上の混合物、又はこれらの界面活性剤と他のイオン性、非イオン性界面活性剤との混合物を添加する事により高密度冷熱蓄熱輸送用組成物を完成した。
請求項(抜粋):
氷スラリーを調製する際に、水又は無機塩水溶液、グリコール水溶液、低級アルコール水溶液などのブライン成分の1種類あるいは数種類の混合水溶液又は有機化合物水溶液又は前記ブライン水溶液と有機化合物水溶液の混合水溶液に特定の界面活性剤の1種類又は2種類以上の混合物を0.0005〜50wt%添加する事により長時間低温下で保持しておいても氷の凝集及び合一を防止し、IPF(氷スラリー中の氷充填率)が一定でかつ安定したスラリーとして存在する事が出来る事により冷熱蓄熱槽の安定した操作を可能とし、配管及びポンプによって所定の場所に安全に輸送出来、又伝熱管表面への氷の析出・付着の防止効果のある氷スラリーを生成することを特徴とする高密度冷熱蓄熱輸送用組成物。
IPC (3件):
C09K 5/06 ,  F28D 20/00 ,  C07H 15/04
FI (3件):
C09K 5/06 H ,  C07H 15/04 D ,  F28D 20/00 D
Fターム (4件):
4C057BB02 ,  4C057BB03 ,  4C057DD01 ,  4C057JJ07
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-060985
  • 潜熱型蓄熱材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-277124   出願人:積水化成品工業株式会社, 稲葉英男
  • 氷蓄熱装置用冷熱媒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-167654   出願人:新日本空調株式会社, 東芝シリコーン株式会社
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