特許
J-GLOBAL ID:200903035193069740

線検出方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-127641
公開番号(公開出願番号):特開平6-337936
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】直線検出時の演算回数を小とし処理時間を短縮し、ρ-θ空間への投票回数に所望の線種に近いデータに比例した重みをつけ偽直線の検出を防止する。【構成】多値デイジタル量の1画面分の入力画像21を入力し、線の輪郭を表わすエッジ強度画像22と、線の方向を示すエッジ方向画像23とを方向エッジ検出手段1で生成する。入力画像21より抽出すべき所望の線のテクスチュアに対応する重みを持つ線種判定画像24を線種判定手段2に出力する。方向選択手段3でエッジ方向画像23の示す線の方向に対して予め定めた角度範囲内の方向に該当する入力成分について1を、他は0とする選択方向マスク画像25を出力する。線パラメータ決定手段4でエッジ強度画像22の内のある閾値以上で選択マスク画像25の値が1である成分につきρ-θ空間への投票を行う。投票数は選手判定画像24の値だけ重みをつけ、投票数の最大なものを線信号26として出力する。
請求項(抜粋):
ハフ変換を利用して入力画像中から線を検出する線検出方法において、パラメータ空間へ投票する点を前記入力画像から抽出し、前記点についてその方向を求め、前記方向に対して予め定めた角度範囲内にあるものと前記角度範囲外のものとを区分し、前記点についてその点が所望のテクスチュアに近いものほど値が大なる重みを算出し、前記点の内で前記角度範囲内にある点について前記パラメータ空間への投票回数は前記重みを乗じたものとし、前記パラメータ空間において投票数の極大値を与えるパラメータを線のパラメータとして検出することを特徴とする線検出方法。

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