特許
J-GLOBAL ID:200903035194229058

補聴器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-308754
公開番号(公開出願番号):特開平6-225396
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 補聴器の形状が、確実なフィットを得るために第二部分の壁が変形して耳道に正確に適合して、使用者の耳道に確実にフィットする内装型補聴器の製造方法を提供する事。【構成】 耳道(7)の断面よりも大である断面を有する補助部品(19)が耳道に挿入される結果、耳道(7)が拡大される。次いで中空の通気管(25)が耳道に挿入され、その後耳道(7)は粘性物質(29)によって満たされる。粘性物質が固化した後、モールドが耳道から除去される。通気管(25)によってモールドの後ろの空間に空気が確実に入るようになる。このようにして形成されたモールドは耳道の断面よりも大きな断面を有する。次いで、このモールドを型にして補聴器のハウジングを製作する。その結果、補聴器は耳道に確実にフィットし、装着性が向上する。この方法に使用される補助部品(19)は、補助部品と耳道の壁との間の空間への粘性物質の通過を可能とする複数の開口を設けた円柱状の壁を有している。補助部品(19)は更に又通気管(25)を案内するためのスリーブを有している。
請求項(抜粋):
耳道に存在するときに前記耳道の第一部分内の前記鼓膜の近傍に位置する実質上変形しない壁を有する第一部分を有し、かつ前記耳道に存在するときに前記耳介の近傍に位置する前記耳道の第二部分内を有する、鼓膜の近傍で使用者の耳道内に装着される補聴器の製造方法であって、先ず型として利用される前記耳道のモールドを形成し、次いで、前記補聴器のハウジングを形成し、そして続いて構成部品を前記ハウジング内にマウントし、前記耳道のモールドを作る際には前記耳道を粘性物質で満たしかつ当該粘性物質の固化後前記モールドを前記耳道から除去する製造方法において、前記粘性物質を前記耳道に挿入する前に、補助部品を前記耳道の第二部分に確実にフィットするように挿入し、かつ前記補助部品を前記耳道の断面の位置で前記耳道の第二部分に配置しかつ前記補助部品を前記耳道の長手方向と垂直の方向に見た場合、前記補助部品の少なくとも1個の断面寸法を、前記耳道内に前記補助部品が存在しない場合の前記耳道の第二部分の対応する断面寸法より大とする内装型補聴器の製造方法。
IPC (2件):
H04R 25/00 ,  H04R 25/02

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