特許
J-GLOBAL ID:200903035195819428
放射線画像処理装置及び放射線画像処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-058888
公開番号(公開出願番号):特開2008-220414
出願日: 2007年03月08日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】放射線画像が低線量で撮影されたものである場合であっても、当該放射線画像のエッジ成分のみを強調し、且つ、ノイズ成分のみを抑制する処理を実現する。【解決手段】画像入力部101から入力されたt枚目のフレーム画像を分解部102で複数の周波数帯域毎の係数群に分解する。前フレームエッジ情報入力部107では、フレーム画像を撮影した際の放射線の線量に応じて、t枚目のフレーム画像を基準としてkフレーム前までのエッジ情報群を利用することを決定する。判定部104では、t枚目のフレーム画像の係数群と前記エッジ情報群に基づいて、t枚目のフレーム画像における各周波数帯域のエッジとノイズを判定する。そして、係数変更部103では、判定部104により判定されたエッジ及びノイズの情報と動き補償部110による算出された動き補償量とに基づいて、分解部102から出力されたt枚目のフレーム画像の係数群を変更する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
撮影された複数のフレーム画像を入力する画像入力部と、
前記画像入力部から入力されたt(tは1以上の整数)枚目のフレーム画像を複数の周波数帯域に分割して、各周波数帯域における当該t枚目のフレーム画像の係数群を出力する分解部と、
前記フレーム画像を撮影した際の放射線の線量に応じて、前記t枚目のフレーム画像を基準としてk(kは0以上の整数)フレーム前までの前記各周波数帯域に対応したエッジ情報群を利用することを決定する決定部と、
前記分解部から出力された前記t枚目のフレーム画像の係数群と前記決定部で決定されたエッジ情報群とに基づいて、前記t枚目のフレーム画像における前記各周波数帯域のエッジとノイズを判定する判定部と、
前記t枚目のフレーム画像における動き補償量を算出する動き補償部と、
前記判定部により判定されたエッジ及びノイズの情報と前記動き補償部による算出された動き補償量とに基づいて、前記分解部から出力された前記t枚目のフレーム画像の係数群を変更し出力を行う係数変更部と、
前記係数変更部から出力された前記t枚目のフレーム画像の係数群に基づいて、当該t枚目のフレーム画像を再構成する再構成部と、
前記再構成部で再構成された前記t枚目のフレーム画像の出力を行う画像出力部と
を有することを特徴とする放射線画像処理装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4C093CA06
, 4C093CA08
, 4C093EB17
, 4C093FF03
, 4C093FF09
引用特許:
前のページに戻る