特許
J-GLOBAL ID:200903035214195074

所与合計量の有効成分を患者に経皮投与するためのイオン導入デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047464
公開番号(公開出願番号):特開平6-007457
出願日: 1993年02月12日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 被験体に所与の合計量の有効成分を経皮投与するためのイオン導入デバイスを提供する。【構成】 前記装置の電極の少なくとも1個は、絶縁支持体又は特定電子伝導支持体に関連する電気化学的に消耗可能な材料から形成された消耗電極からなる。単独の消耗電極又は複数の消耗電極のうちの1つは、制限量の電気化学的に消耗可能な材料からなり、該制限量は電気化学的消耗に必要な電気量が、所与の総量の有効成分を被験体に投与するために必要な電気量に対応するように選択され、操作の開始時における有効成分の量は前記所与の総量よりも多量である。
請求項(抜粋):
所与の合計量の有効成分を患者に経皮投与するためのイオン導入デバイスであって、一方では少なくとも一部分はイオン化された形態または中性形態の前記有効成分を含む電解液を収容するよう、また他方では患者の皮膚の領域と接触して置かれたときに、第1電極と前記領域との間のイオン伝導の連続性を保証するようにされている収容エレメントと接触しており、有効成分のイオンと同じ極性かまたは有効成分が中性の場合には正の極性を有する、能動電極と称される第1電極からなる第1電極アセンブリと、(i)有効成分と反対の極性を有する、対電極と称される第2電極、または好ましくは(ii)無関係電解液を含む受容エレメントと接触しているタイプの第2電極であって、前記受容エレメントが、患者の皮膚の一部分と接触して置かれたときに、該第2電極と前記部分との間のイオン伝導の連続性を保証するように構成されている第2電極からなる第2電極アセンブリと、前記2つの電極に接続されている電気信号発生機とを含むタイプのものであり、前記収容エレメントと接触している第1電極及び/または前記受容エレメントと接触している第2電極が、絶縁性支持体または導電性支持体のいずれかを伴なう電気化学的消耗材で形成された消耗電極からなり、前記導電性支持体が、電流の不在下で電極と係わる電解液による腐食に耐性を示し、且つ前記消耗電極が負極もしくはカソードである場合には前記電解液の存在下には少なくともアルミニウムに等しい水素過電圧を有するか、または前記消耗電極が正極もしくはアノードである場合には電気化学的酸化によって消耗されない材料でできており、前記消耗電極が、前記支持体と共に限定量の電気化学的消耗材を有しており、前記限定量は、前記電極間の電流の流れが、前記限定量の消耗材を有しており制限消耗電極と称される電極の消耗材が消耗されたときに事実上破断されるように、その電気化学的消耗に必要な電気量が、所与合計量の有効成分を患者に投与するのに必要な電気量に対応するように選択されており、前記有効成分が処置開始時には収容エレメント内に、患者に投与されるべき所与の合計量より多い量で存在することを特徴とするデバイス。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平3-268767
  • 特開昭58-010066
  • 特開平4-312471
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-081383
  • 特開平2-179611

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