特許
J-GLOBAL ID:200903035216823170

無線機試験装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-066539
公開番号(公開出願番号):特開平9-321717
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】本発明は、複数種類のデジタル通信システムへ対応するためのシステム変更を容易かつ簡便に実現する。【解決手段】複数種類のデジタル通信システムにて試験を行う無線機試験装置において、送信する試験信号の変調データを、デジタル変調信号に変換する変調処理手段(5) と、受信した試験信号をA/D変換し、さらに復調データ生成もしくは解析処理を実行する復調/解析処理手段(6) と、変調処理手段で処理する変調データを生成し、また復調/解析処理手段(6) で復調された復調データをベースバンド処理する変復調データ処理手段(4) とを備えており、各処理手段には、プログラム可能なデジタル信号処理手段(40,43,50,68) が設けられ、このデジタル信号処理手段のプログラムのみを入れ替えることにより、試験対象における通信システムの種類もしくはデジタル信号処理種類を変更する無線機試験装置。
請求項(抜粋):
複数種類あるデジタル通信システムのいずれかに対応した被試験用無線機を該被試験用無線機が対応するデジタル通信システムに応じて試験することが可能な無線機試験装置であって、書き換え可能な第1のメモリを有し、該第1のメモリに書き込まれたプログラムを実行することにより、当該被試験用無線機に送信する第1の試験信号の内容を示す変調データをデジタル変調信号に変換する変調手段(5)と、書き換え可能な第2のメモリを有し、該第2のメモリに書き込まれたプログラムを実行することにより、当該被試験用無線機から受信した第2の試験信号から復調データを生成する復調手段(6)と、書き換え可能な第3のメモリを有し、該第3のメモリに書き込まれたプログラムを実行することにより、上記変調手段へ入力するデータを生成すると共に、上記復調手段で復調された復調データを当該被試験用無線機が採用しているデジタル通信システムのプロトコルに基づいて処理する変復調処理手段(4)と、記憶装置に記憶されている各種デジタル通信システムに対応するプログラムのデータを読みだして上記第1、第2及び第3のメモリに書き込む制御手段(3)とを具備してなることを特徴とする無線機試験装置。

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