特許

J-GLOBAL ID：200903035224801533

高温強度に優れた圧力容器用鋼及びその製造方法

発明者： 浜田 一志 ,  冨田 幸男 ,  徳納 一成
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 秋沢 政光 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-266139
公開番号（公開出願番号）：特開平8-104943
出願日： 1994年10月06日
公開日（公表日）： 1996年04月23日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、優れた高温引張強度を発揮する高温強度に優れた圧力容器用鋼及びその製造方法を提供する。【構成】 一定範囲量のC,Si,Mn,P,S,Nと、かつ一定範囲量のNb,Ta,Ti,Zrのうち1種又は2種以上の合計が0.005〜0.12と、かつ一定範囲量のVを含有し、かつ凸凹面を有する析出物を体積率で0.1〜3.0%含有する鋼を、850°C〜1000°Cの焼きならし及び600°C〜780°Cの焼戻し熱処理を施して製造する高温強度に優れた圧力容器用鋼である。【効果】 溶接性が向上し、また合金コストも安くなり、さらには350°C以上の温度域において優れた高温強度が発揮され、高温用圧力容器用鋼として有用である。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.05〜0.25,Si:0.10〜0.75,Mn:0.30〜1.60,P:0.030以下,S:0.030以下,N:0.005〜0.014、かつNb:0.01〜0.10,Ta:0.01〜0.10,Ti:0.005〜0.06,Zr:0.005〜0.10のうち1種又は2種以上の合計が0.005〜0.12、かつV:0.03〜0.30を含有し、かつ凸凹面を有する析出物を体積率で0.1〜3.0%を含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなることを特徴とする高温強度に優れた圧力容器用鋼。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 電子ビーム溶接部靱性の優れた圧力容器用鋼
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-219292   出願人：新日本製鐵株式会社
• 電子ビーム溶接特性の優れた圧力容器用鋼板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-219294   出願人：新日本製鐵株式会社
• 特開平2-077557
  
• 特開平2-077557