特許
J-GLOBAL ID:200903035230129537

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-208237
公開番号(公開出願番号):特開平5-052257
出願日: 1991年08月20日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】変速時に変速機構の入力トルクが異なっても、摩擦要素の締結又は開放制御を適切に行って、常に変速ショックを有効に軽減する。【構成】例えば3→2変速時には、その変速終了時の実際のタービン回転数と目標値との偏差ΔN,つまりタービン回転数の吹き量又は引き量が、好しい吹き量又は引き量になるように学習補正値t1を逐次更新して学習する。この学習制御は、ステップS13に示すように、トルクコンバータ2の速度比esが、エンジンのスロットル弁開度の増大変化の緩かな場合の設定速度比eso以下の場合に限り実行される。これにより、この3→2変速時にはその時のスロットル弁開度に対応した変速機構の入力トルクが発生している場合に限り上記の学習制御が行われることになり、誤学習が防止される。その結果、適切な学習補正値t1が得られる。
請求項(抜粋):
変速機構に備える複数個の摩擦要素と、該摩擦要素を締結又は開放動作させて変速を行う変速操作手段とを備えた自動変速機の変速制御装置であって、上記変速機構の入力側回転数を検出する回転数検出手段と、該回転数検出手段により検出した入力側回転数に基いて上記変速操作手段による摩擦要素の締結又は開放動作時における該摩擦要素の油圧の作用状態を学習制御する学習制御手段とを備えるとともに、上記変速操作手段による変速時での変速機構の入力トルクの発生状態を検出するトルク発生状態検出手段と、該トルク発生状態検出手段により検出された入力トルクの発生状態に基いて、上記学習制御手段による学習制御を変更する学習変更手段とを備えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:46
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-057438

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