特許
J-GLOBAL ID:200903035233163086

静電吸引式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-210662
公開番号(公開出願番号):特開平10-052917
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 記録電極と対向電極間に電圧を印加すると電荷が導電性インクに注入されてインクの先端に電荷が集中するが、インクは通常表面張力によってノズルのインク吐出口で凹状になり、ノズルの端上に電荷が集中して複数の曳糸が発生することがあった。【解決手段】 ヘッド本体7はインク室8とインク吐出口2とを有し、該インク室8の底部となるヘッド本体7を構成する基板9に熱変形体である座屈体10をその両端または周囲を基板9と一体化し、その他の部分を基板9から浮いた状態に設け、この部分を可動とし、該座屈体10の底面にヒータ11を設け、インク吐出口2の内側(インク室8側)に記録電極12を設けて構成している。そして、上記ヘッド本体7のインク吐出口2に対向して対向電極4が設けられている。
請求項(抜粋):
インクの満たされたスリット状空間またはノズル内に記録電極を設け、該ノズルと対向する対向電極と記録電極との間に電圧を印加することによりインクを飛翔させるかまたは隆起・接触させ像を形成する静電吸引式記録装置において、上記ノズルのインク吐出口に凸型メニスカスを形成するために熱により変形する熱変形体を設けたことを特徴とする静電吸引式記録装置。

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