特許
J-GLOBAL ID:200903035235668207

モータのトルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-360871
公開番号(公開出願番号):特開2004-194454
出願日: 2002年12月12日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】高機能なマイクロコンピュータを必要とすることなく、負荷変動やノイズに対して頑健なモータのトルク制御装置を提供する。【解決手段】周期的な負荷トルク変動を有する圧縮機20を駆動するブラシレスモータ19を、マイクロプロセッサ18で制御されるインバータ15で駆動する。マイクロプロセッサ18は、ブラシレスモータ19の機械的な1回転を所定の電気角ごとに分割した複数区間に対応して、予め設定されたトルクパターンに基づいてトルク設定値を修正する。ブラシレスモータの電気角と機械角とを対応付けるためのロータの機械的位置判定において、複数区間のうちの所定の組の間で位置検出間隔の大小比較を行なう際に、位置検出間隔の差が所定条件を満たすまで、ロータの機械的位置の判定を制限することにより、判定精度が向上する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
周期的な負荷変動を有する負荷装置を駆動するための、ロータの機械角に対して電気角がm倍(m:2以上の整数)となるロータ極数が(2×m)極のブラシレスモータを可変速駆動するモータのトルク制御装置であって、 前記ブラシレスモータを駆動するためのインバータ部と、 前記ブラシレスモータの負荷トルク変動に対応させて予め設定されたトルク設定パターンを記憶する記憶手段と、 前記ブラシレスモータの誘起電圧を検出して前記ロータの電気角を所定間隔で検出するロータ位置検出手段と、 前記インバータ部から前記ブラシレスモータへの印加電圧および印加電流を前記インバータの各駆動信号パターンにおいて一定とした状態下で、前記ロータ位置検出手段の出力に基づいて前記ロータの機械的な1回転を分割した複数の区間の各々において、対応する前記区間の通過所要時間に相当する位置検出間隔を検出するための検出手段と、 前記複数の区間のうちの、組をなす所定の第1および第2の区間のそれぞれにおける前記位置検出間隔T1およびT2の差に基づいて、前記ロータの機械的位置が正しく設定されているかどうかを判定する判定手段と、 前記位置検出間隔T1およびT2の差が所定条件を満たすまでは、前記判定手段によって前記ロータの機械的位置が正しく設定されているかどうかを判定することを禁止する判定制限手段と、 前記判定手段によって、前記ロータの機械的位置が正しいと判定されたときに、トルク制御を許可する許可手段と、 前記許可手段によって前記トルク制御が許可された後において、前記ロータ位置検出手段の出力に基づいて、目標速度と前記記憶手段に記憶された前記トルク設定パターンとに応じて各前記駆動信号パターンにおける前記印加電圧および印加電流を制御するためのトルク制御手段とを備える、モータのトルク制御装置。
IPC (1件):
H02P6/18
FI (1件):
H02P6/02 371S
Fターム (12件):
5H560AA02 ,  5H560BB04 ,  5H560DA13 ,  5H560DC13 ,  5H560EB01 ,  5H560EC02 ,  5H560RR01 ,  5H560SS07 ,  5H560TT15 ,  5H560UA06 ,  5H560XA03 ,  5H560XA12
引用特許:
審査官引用 (3件)

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