特許
J-GLOBAL ID:200903035239728913

エコー除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-177614
公開番号(公開出願番号):特開平10-023172
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 エコーキャンセラとエコーサプレッサを併用した時に、エコーサプレッサ処理通過後に遠端話者側へ送信される近端話者の音声のレベル変動に伴う違和感を解消することを目的とする。【解決手段】 近端話者・遠端話者の音声が共に存在しない時の減衰量、近端話者の音声のみ存在する時の減衰量、遠端話者の音声のみ存在する時の減衰量、ダブルトーク時の減衰量がそれぞれ独立に設定可能なエコーサプレッサ19を備えたものであり、近端話者の音声と遠端話者の音声の有無の計4通りの状態でエコーサプレッサ通過後の総減衰量が独立に4通りの設定となり、ダブルトークの場合にはエコーサプレッサ19の最小減衰量(13)にエコーキャンセラによる減衰量(15)が加わった減衰量となり、総減衰量は小さく、レベル変動が抑えられる。
請求項(抜粋):
遠端話者の音声がスピーカから出力されてマイクロフォンに入力されてエコーとして遠端話者側へ送信されるエコー成分の擬似エコーを作り出す適応フィルタと、マイクロフォンから入力した音声中に前記適応フィルタから出力された擬似エコーを加え、エコー成分を引き算する減算器と、近端話者・遠端話者の音声が共に存在しない時の減衰量、近端話者の音声のみ存在する時の減衰量、遠端話者の音声のみ存在する時の減衰量、近端話者・遠端話者の音声が共に存在する時の減衰量がそれぞれ独立に設定可能なエコーサプレッサとを備えたことを特徴とするエコー除去装置。
IPC (4件):
H04M 9/08 ,  H03H 17/00 601 ,  H04B 3/23 ,  H04B 7/015
FI (4件):
H04M 9/08 ,  H03H 17/00 601 N ,  H04B 3/23 ,  H04B 7/015

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