特許
J-GLOBAL ID:200903035255550407

超音波検査方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-105811
公開番号(公開出願番号):特開2007-278854
出願日: 2006年04月07日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】超音波アレイセンサを用いた検査において、き裂の向きがいかなる場合も、確実にき裂の深さを評価する方法を提供する。【解決手段】超音波アレイセンサを用いて被検体5の健全性を評価する超音波検査方法において、送信用超音波アレイセンサ1と受信用超音波アレイセンサ2は被検体表面上に配置し、各アレイセンサの振動子3の長手方向と各超音波アレイセンサ1,2の振動子面8の中心位置を通る直線6の方向がなす外積の方向(X方向)が被検体表面の法線方向と直交するように、各超音波アレイセンサ1,2は配置する。これにより、X方向に対して超音波ビームを走査させることができるため、X方向に対して傾いたき裂に対しても、集束ビームをき裂に照射することが出来る。また、X方向に対して遅延時間を考慮した受信信号処理が可能であるため、弱い端部エコーの受信強度を高め、高いSN比を確保した健全性の評価が可能になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の振動子を備えた送信用超音波アレイセンサと、複数の振動子を備えた受信用超音波アレイセンサとを用いて、被検体内に対して超音波の送受信を行い、その超音波の受信結果に基づいて前記被検体内の欠陥の位置あるいは大きさを測定する超音波検査方法において、 前記送信用及び受信用各超音波アレイセンサを、前記被検体の表面上に、前記送信用及び受信用各超音波アレイセンサの振動子長手方向と前記送信用及び受信用各超音波アレイセンサの振動子面中心位置を通る直線の方向がなす外積の方向が被検体表面の法線方向と直交するように配置し、 前記送信用超音波アレイセンサと前記受信用超音波アレイセンサの前記直線の方向の間隔を変化させ、且つ前記送信用超音波アレイセンサから発生させる前記超音波を電気的に走査し、前記被検体から前記受信用超音波アレイセンサで前記超音波を受信して前記超音波の送受信を行い、 前記超音波の受信結果に基づいて、前記被検体内の欠陥の位置あるいは大きさを測定することを特徴とした超音波検査方法。
IPC (3件):
G01N 29/04 ,  G01N 29/24 ,  G01N 29/26
FI (4件):
G01N29/04 502 ,  G01N29/10 ,  G01N29/24 502 ,  G01N29/26 501
Fターム (18件):
2G047AA07 ,  2G047AB07 ,  2G047BA03 ,  2G047BB02 ,  2G047BB06 ,  2G047BC10 ,  2G047DB02 ,  2G047DB12 ,  2G047DB13 ,  2G047EA10 ,  2G047GA14 ,  2G047GA15 ,  2G047GB02 ,  2G047GB24 ,  2G047GB27 ,  2G047GF06 ,  2G047GF17 ,  2G047GF18
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • アレイ型斜角探触子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-213350   出願人:日本鋼管株式会社
  • 特許第3609975号公報

前のページに戻る