特許
J-GLOBAL ID:200903035272679103

密閉型電動圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333398
公開番号(公開出願番号):特開平7-189964
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、圧縮機を高速あるいは高負荷運転させたようなときに、電動機部の温度が異常に上昇したような場合でも、高圧冷媒ガスの流れにより、電動機部を十分に冷却し、かつ、圧縮機から冷凍サイクルへの油吐出量を十分に抑える、信頼性および成績係数の高い圧縮機を提供することを目的とする。【構成】 圧縮機構部1から吐出された高圧冷媒ガスが連通孔21を通過し、その後の高圧冷媒ガスの主流が、固定子14に設けられている切り欠き22、固定子14の下部、固定子14と回転子15との隙間を順に通過し、潤滑油受け27の小孔28に対して、クランク軸26の回転軸中心に対してほぼ180度反対に設けられた吐出管23より密閉容器10外部へと吐出される。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、圧縮機構部と、この圧縮機構部の下方に該圧縮機構部を駆動するための電動機部と、この電動機部の回転力を前記圧縮機構部に伝達するためのクランク軸と、前記密閉容器内の下部に潤滑油溜めと、この潤滑油溜めに溜められた潤滑油が、前記クランク軸に設けられた貫通孔を通して前記圧縮機構部の摺動部を潤滑した後、一時的に受けられるための、小孔を有する前記圧縮機構部と前記電動機部との間に設けられた潤滑油受けとを配置し、前記圧縮機構部によって密閉容器内部空間が、前記電動機部が設置されている電動機側空間と前記圧縮機構部の吐出口が設けられている吐出口側空間とに仕切られ、吐出口から前記吐出口側空間に吐出された高圧冷媒ガスが、前記吐出口側空間と前記電動機側空間とを連通するための連通孔を通過し、その後の高圧冷媒ガスの主流が、前記連通孔とほぼ同軸上に前記電動機部を構成する固定子の外周に設けられた切り欠きを通り、該固定子の下方を経て、該固定子と前記電動機部を構成する前記クランク軸に一体に取り付けられた回転子との隙間、および前記連通孔とほぼ同軸上に設けられた固定子の切り欠きとは別の切り欠きを通過した後、前記潤滑油受けに設けられた小孔に対して、前記クランク軸の回転中心軸に対してほぼ180度に近い角度に設けられた密閉容器の吐出管から外部に吐出される密閉型電動圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-173377
  • 特開平4-370384
  • 特開昭63-201395
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