特許
J-GLOBAL ID:200903035273066164

クランクシャフトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189698
公開番号(公開出願番号):特開平6-031542
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 ダイナミックバランスの不適合による不良品が大量に発生することを防止できるクランクシャフト製造方法を提供する。【構成】 クランクシャフト素材の各生産ロット毎に所定数のサンプルを抽出して最終加工段階のクランクシャフト製品を試作し(工程A〜N)、この試作したサンプルのダイナミックバランスの測定結果から、最終加工段階におけるクランクシャフト製品のダイナミックバランスのアンバランス量が修正加工機で修正可能な範囲内に収まるカウンタウェイト部の外形寸法を各生産ロット毎に予め算出しておき(工程Q)、この算出した寸法データを量産時のカウンタウェイト外径削り加工工程Dにフィードバックして、各生産ロット毎にカウンタウェイト部の外径寸法を若干変えて製造する。
請求項(抜粋):
クランクシャフト素材に各カウンタウェイト部の外径削りの他、各種加工を施して最終加工段階のクランクシャフト製品を得た後、ダイナミックバランスを測定し、該測定結果のアンバランス量に基づいて、該アンバランス量がダイナミックバランス修正加工装置で修正可能な範囲内にある場合には、所定のカウンタウェイト部の外径部にドリル加工でアンバランス量に応じた深さのバランス調整穴を自動的に形成することによりダイナミックバランスの最終調整を行う一方、前記アンバランス量が前記修正加工装置による修正可能範囲外にある場合には、不良品と判定して加工ラインから払い出すようにしたクランクシャフトの製造方法において、各クランクシャフト素材の前記最終加工段階でのアンバランス量を前記バランス修正可能範囲内に収め得る前記各カウンターウェイト部の外径寸法を算出し、該算出データをカウンターウェイト部の外径削り加工工程にフィードバックして、各カウンタウェイト部の外径を算出された外径寸法に削り加工することを特徴とするクランクシャフトの製造方法。

前のページに戻る