特許
J-GLOBAL ID:200903035274966754

密閉形電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-207656
公開番号(公開出願番号):特開2002-025512
出願日: 2000年07月10日
公開日(公表日): 2002年01月25日
要約:
【要約】【課題】 封止部の曲げ作業が簡単になり、体積エネルギー密度を高め、かつ金属樹脂複合フィルムの金属層に亀裂が発生する虞れのない密閉形電池を提供する。【解決手段】 密閉形電池10は、一方の金属樹脂複合フィルム12に収納凸部16を形成し、この収納凸部16に発電要素24を収納し、発電要素24を収納した一方の金属樹脂複合フィルム12に他方の金属樹脂複合フィルム14を重ね合わせ、重ね合わせた一対の金属樹脂複合フィルム12,14の内面同士を互いに融着封止し、融着封止した封止部26の少なくとも一部を曲げて収納凸部16の側面17に沿わせ、この封止部26が収納凸部16の天井面18を越えないように設定し、封止部26の曲げ部27における金属層(12A,14A)の伸び率aが1.5を越えないように設定した。
請求項(抜粋):
金属層と樹脂層とが積層された金属樹脂複合フィルムの一部に収納凸部を形成し、この収納凸部に、電解質層を介して正極および負極が積層された発電要素を収納し、発電要素を収納した一方の金属樹脂複合フィルムに他方の金属樹脂複合フィルムを重ね合わせ、重ね合わせた一対の金属樹脂複合フィルムの内面同士を互いに融着封止し、融着封止した封止部の少なくとも一部を曲げて収納凸部の側面に沿わせ、この封止部が収納凸部の天井面を越えないように設定した密閉形電池であって、前記封止部は、一方の金属樹脂複合フィルムの金属層面と他方の金属樹脂複合フィルムの金属層面との面間隔をd、封止部の曲げ部の曲率半径をr、封止部の曲げ角度をθとし、曲げ部における金属層の伸び率aを次式で表すと、金属層の伸び率aが1.5を越えないように設定したことを特徴とする密閉形電池。【数1】
Fターム (7件):
5H011AA01 ,  5H011AA03 ,  5H011BB03 ,  5H011CC02 ,  5H011CC06 ,  5H011DD06 ,  5H011KK03
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 非水電解質電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-328512   出願人:ソニー株式会社
  • 電 池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-060816   出願人:三菱化学株式会社
  • 電池用パッケ-ジ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-000132   出願人:三菱電機株式会社, 日本電池株式会社

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