特許
J-GLOBAL ID:200903035279038782

ディジタル伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-323014
公開番号(公開出願番号):特開平5-160861
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、通信路符号化された伝送情報を最尤復号化する通信システムにおいて、伝送情報の多値の各振幅レベルをその振幅レベルの分布に応じて2値の何れか一方の論理値を多く含むビット列に変換できることを目的とする。【構成】 多値の振幅レベルの伝送情報を通信路符号化する送信装置11と、これから受信された伝送情報と振幅レベルの全値に対応した符号語との符号間距離に伝送情報に含まれる各ビットの2値の冗長性に応じた誤差分を補正し、その値の最小値に対応した符号語を出力する最尤復号化処理を施す受信装置13とを備えたディジタル伝送方式において、送信装置11には、予め求められた振幅分布に基づいて、各振幅レベルをその発生確率の昇順あるいは降順に優勢シンボルを多く含む符号語に変換する符号化手段15を備え、受信装置13には、符号化手段15と逆の変換処理を施す復号化手段17を備えて構成される。
請求項(抜粋):
多値の振幅レベルをとる伝送情報を通信路符号化して送信する送信装置(11)と、前記送信装置(11)から通信路を介して受信された伝送情報と前記振幅レベルの全ての値に対応した符号語との符号間距離を求め、かつこれらの符号間距離に前記受信された伝送情報に含まれる各ビットの2値の冗長性に応じた誤差分を補正した値の内、その最小値に対応した符号語を復号化出力とする最尤復号化処理を施す受信装置(13)とを備えたディジタル伝送方式において、前記送信装置(11)には、前記伝送情報について予め求められた振幅分布に基づいて、前記通信路符号化に先行して、各振幅レベルをその発生確率の昇順および降順の何れか一方の順にシステムで予め決められた優勢シンボル(論理値「0」もしくは「1」)を多く含む符号語に変換する符号化手段(15)を備え、前記受信装置(13)には、前記最尤復号化処理の復号化出力に前記符号化手段(15)と逆の変換処理を施す復号化手段(17)を備えたことを特徴とするディジタル伝送方式。
IPC (4件):
H04L 25/08 ,  H03M 13/12 ,  H04L 27/34 ,  H04L 27/02

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