特許
J-GLOBAL ID:200903035282814408

自動車用内装部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-193416
公開番号(公開出願番号):特開平10-034683
出願日: 1996年07月23日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 一般部表皮と加飾表皮との複合体からなる表皮材を使用した内装部品の製造方法において、工数を低減するとともに、加飾表皮の剥がれを防止して確実な接着を図ることを課題とする。【解決手段】 樹脂芯材20の表面全面を覆う一般部表皮31と一般部表皮31を部分的に覆う加飾表皮32とからなる内装部品10の製造方法において、加飾表皮32として通気性シート材料を使用し、裏面に熱活性接着剤34を塗布した状態でモールドプレス成形用上型40の型面所定箇所にパイル地係合により保持し、上型40にセットした一般部表皮31とモールドプレス成形時、樹脂芯材20,一般部表皮31,加飾表皮32を所望形状に一体成形するとともに、モールドプレス成形時、樹脂芯材20の余熱により熱活性接着剤34を活性化させて加飾表皮32の強固な接着一体化を行なう。
請求項(抜粋):
所要形状に成形された樹脂芯材(20)の表面に表皮材(30)が貼着され、該表皮材(30)は、樹脂芯材(20)の表面全面を覆う一般部表皮(31)と、一般部表皮(31)の表面の一部を覆う通気性を有する加飾表皮(32)とから構成される自動車用内装部品の製造方法において、シート状の加飾表皮(32)の裏面に熱活性接着剤(34)を塗布し、モールドプレス成形用上型(40)の型面の一部にセットするとともに、上型(40)の型面ほぼ全面を覆うように一般部表皮(31)をセットし、その後、上型(40)を所定ストローク下降操作して、上下型(40,50)の型間クリアランスが所定寸法に達したとき、下型(50)の型面所定箇所に樹脂芯材(20)の素材となる半溶融樹脂(M)を分配供給し、更に上型(40)を下死点まで降下させ、樹脂芯材(20)を所要形状に絞り成形するとともに、樹脂芯材(20)の表面全面に亘り一般部表皮(31)を貼着し、半溶融樹脂(M)のもつ余熱により加飾表皮(32)裏面側に塗布した熱活性接着剤(34)を活性化させ、一般部表皮(31)の表面の一部に加飾表皮(32)を一体化することを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。
IPC (5件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/34 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (3件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/34

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