特許
J-GLOBAL ID:200903035283963474

溶接用低スパッタ鋼ワイヤおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-305327
公開番号(公開出願番号):特開平9-141487
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 鋼ワイヤ表面部に大きな開口を有する亀甲状の割れが少なく、送給性、めっき密着性が著しく改善され、かつ、スパッタ発生量の少ないアーク安定性に優れたガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤおよびその製造方法を提供。【解決手段】 鋼ワイヤ表面部に内部酸化層を有し、重量比で、カリウムを1〜20ppmを含み、鋼ワイヤ表面から0.1mm深さまでの酸素増量が100ppm以下であり、かつ該鋼ワイヤ表面に存在する幅1μm以上の割れの平均長さを12μm 以下とすることにより、低スパッタ性を有し、めっき密着性、送給性にすぐれた溶接用鋼ワイヤとなる。中間伸線後の鋼ワイヤ素材に、0.5〜10重量%炭酸カリウム水溶液を塗布したのち、水蒸気と酸素を含む酸化性雰囲気中で焼鈍することにより達成できる。炭酸カリウム水溶液には、カリ石鹸0.001〜1重量%を添加してもよい。
請求項(抜粋):
鋼ワイヤ表面部に内部酸化層を有し、重量比で、カリウムを1〜20ppmを含むめっきした溶接用鋼ワイヤであって、めっき層下部の鋼ワイヤ表面から0.1mm深さまでの酸素増量が100ppm以下であり、かつ該鋼ワイヤ表面に存在する幅1μm以上の割れの平均長さが12μm 以下であることを特徴とする溶接用低スパッタ鋼ワイヤ。
IPC (5件):
B23K 35/02 ,  B23K 35/36 ,  B23K 35/40 330 ,  C21D 9/52 103 ,  C23C 2/38
FI (5件):
B23K 35/02 N ,  B23K 35/36 G ,  B23K 35/40 330 ,  C21D 9/52 103 B ,  C23C 2/38
引用特許:
審査官引用 (10件)
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