特許
J-GLOBAL ID:200903035288110798

自動車用空調装置の暖房制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-171103
公開番号(公開出願番号):特開平7-001950
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 短時間で所定の吹出温度に到達すると共に、暖房初期時における体感温度を良好にする。【構成】 冷媒圧力判定手段によって冷暖房サイクルの高圧側の冷媒圧力が所定値以下であると判定された場合には、サブコンデンサの加熱力が十分でないと判断して、冷媒圧力が所定値に到達するまで、エバポレータドア制御手段によってエバポレータの前面を閉塞すると共に、送風機制御手段によって送風機を停止させる。これによって、サブコンデンサの温度は送風機稼働時に比べて短時間に上昇し、冷媒圧力も上昇する。冷媒圧力が所定値まで上昇したことが判定された後、送風機を稼働させるために、吹出空気の温度は高くなる。また、車室内温度が所定値以上上昇したことが判定された後、エバポレータドアを開扉して除湿を実行する。
請求項(抜粋):
空調ダクト内に送風機と、エバポレータと、冷暖切換ドアで通風量が調節されるサブコンデンサとを配し、コンプレッサ、メインコンデンサ、前記サブコンデンサ、膨張弁及び前記エバポレータを少なくともこの順で接続し、暖房運転時には前記コンプレッサから供給される冷媒を前記メインコンデンサをバイパスして循環させる冷暖房サイクルを有する自動車用空調装置において、前記エバポレータの前面に配され、該エバポレータの前面を開閉するエバポレータドアと、前記冷暖房サイクルの高圧側の冷媒圧力を検出する冷媒圧力検出手段と、車室内温度を検出する車室内温度検出手段と、前記冷媒圧力検出手段によって検出された冷媒圧力が所定値以上であるか否かを判定する冷媒圧力判定手段と、前記車室内温度検出手段によって検出された車室内温度が、所定値以上上昇したか否かを判定する車室内温度判定手段と、前記冷媒圧力判定手段によって冷媒圧力が所定値以下であると判定された場合に前記エバポレータドアを閉じ、前記冷媒圧力判定手段によって冷媒圧力が所定値以上であると判定されると共に、前記車室内温度判定手段によって車室内温度が所定値以上上昇したと判定された場合に前記エバポレータドアを開くエバポレータドア制御手段と、前記冷媒圧力判定手段によって冷媒圧力が所定値以下であると判定された場合に前記送風機を停止させ、前記冷媒圧力判定手段によって冷媒圧力が所定値以上であると判定された場合に前記送風機を稼働させる送風機制御手段とを具備することを特徴とする自動車用空調装置の暖房制御装置。
IPC (5件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/00 101 ,  F25B 1/00 101 ,  F25B 6/04 ,  F25B 29/00 411

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