特許
J-GLOBAL ID:200903035288454683
靭性に優れた調質高張力鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 久喬 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-359549
公開番号(公開出願番号):特開2003-160811
出願日: 2001年11月26日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は再加熱焼入焼戻しにより製造される引張強度が570MPa級以上の調質高張力鋼板の製造方法に関するもので、焼入時に生じるγ’変態を抑制して粗大オーステナイトの生成抑制と焼入性の向上効果とによって調質高張力鋼板の強度・靭性を向上させる手段を提示することを課題とする。【解決手段】 化学組成と適性化した鋼において焼入温度がAC3変態点〜1000°Cの焼入を1回以上行い、あるいは必要に応じて適正な多重焼入を行い、その後、焼戻し温度が450°C〜AC1変態点の焼戻しを行う焼入焼戻しを施すに際し、焼入を施す前の鋼板の組織が少なくとも?@フェライト分率が10%以上、?A平均旧オーステナイト粒径が20μm以下、のいずれかを満足することで、γ’変態を抑制して粗大オーステナイトの生成抑制と焼入性の向上とにより、良好な強度・靭性を得る。
請求項(抜粋):
質量%で、C :0.02〜0.25%、Si:0.01〜1%、Mn:0.5〜3%、Al:0.001〜0.1%、N :0.0005〜0.01%、P:0.02%以下、S :0.01%以下、を含有し、さらに、Ni:0.01〜10%、Cu:0.01〜1.5%、Cr:0.01〜2%、Mo:0.01〜1%、W :0.01〜2%の1種または2種以上を含有し、残部が鉄及び不可避不純物からなる鋼片から熱間圧延によって製造した鋼板において、焼入温度がAC3変態点〜1000°Cの焼入を1回以上行い、その後、焼戻し温度が450°C〜AC1変態点の焼戻しを行うに際し、前記焼入を施す前の鋼板の組織が少なくとも下記の?@、?Aのいずれか一つの条件を満足することを特徴とする、靭性に優れた調質高張力鋼板の製造方法。?@フェライト分率が10%以上。?A平均旧オーステナイト粒径が20μm以下。
IPC (4件):
C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/00 302
, C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/02 B
, C22C 38/00 301 A
, C22C 38/00 302 Z
, C22C 38/58
Fターム (35件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA33
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CC02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD01
, 4K032CF03
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