特許
J-GLOBAL ID:200903035293570446

スペクトラム拡散受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-198702
公開番号(公開出願番号):特開平5-022253
出願日: 1991年07月11日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 いかなる電力レベルの妨害波混入時においても、影響の大きな妨害波を優先的に除去して、良好なスペクトラム拡散受信信号を得ることである。【構成】 スペクトラム拡散受信信号をフィルタ群11に入力することにより3つ以上の帯域チャンネルに分離する。分離された各帯域チャンネル毎の信号はMPX12を比較判定回路15内の補正部21で電力スペクトルの重み付けをうける。重み付けされた各チャンネルの信号は演算部22によりそのレベルの大きさに応じて順序を付与されると共に所定のしきい値と比較され妨害波の存在するチャンネルが検出される。次に各チャンネル毎に設定された妨害波除去の優先度を示す帯域のブロック番号を判定し、そのブロック番号の帯域に対応するスイッチ回路16のスイッチをオフにして妨害波を除去する。
請求項(抜粋):
スペクトラム拡散受信信号を中心周波数の異なる少なくとも3つ以上の帯域チャンネルに分離する受信信号分離手段と、上記各帯域チャンネル毎に設けられ出力をオン/オフするスイッチ群と、該スイッチ群を介して得られた各チャンネル出力を合成する合成器と、上記分離された各帯域チャンネル毎の信号を抽出し、夫々電力スペクトルの重み付けを行なう補正手段と、上記補正手段により重み付けされた各チャンネルの信号に基づいて、上記スイッチを制御する比較判定部と、より成り、上記比較判定部は、重み付けされた各チャンネルの信号のレベルの大小比較し、大きさに応じて順序を付与する第1の手段、上記補正手段により補正さた各帯域チャンネル信号と所定のしきい値とを比較し、妨害波の存在するチャンネルを検出する第2の手段、各チャンネル毎に設定された上記スイッチ群によるオフの優先度を示す帯域のブロック番号を判定する第3の手段、上記第1,第2及び第3の手段に基づいて上記スイッチ群によるオフ動作を制御する第4の手段、を含むことを特徴とするスペクトラム拡散受信機。

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