特許
J-GLOBAL ID:200903035306980045

スミレ属植物の大量増殖方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-207014
公開番号(公開出願番号):特開平6-030670
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 スミレ属植物の組織培養による大量増殖方法を提供する。【構成】 スミレ属植物の組織切片を、特定のカルス誘導固体培地に置床し、カルスを誘導させ、これを、植物ホルモンを含む特定のミニカルス誘導液体培地を用いて、震盪回転数100rpm以上の条件で培養することにより、ミニカルスを誘導させ、当該ミニカルスから芽を分化させ、次いで、特定の幼植物体の誘導及び成長固体培地に置床し、通気性のある容器中で培養することにより、幼植物体を誘導し、これを増殖させることを特徴とするスミレ属植物の大量増殖方法。【効果】 スミレ属植物を、安定、かつ高収率で増殖させることができる。
請求項(抜粋):
?@ スミレ属植物の無菌状態の植物体の組織の切片を、炭素源を含有し、pH調整された合成培地を基本培地(A)とし、これにオーキシン類とサイトカイニン類とからなる植物ホルモンを含有せしめたカルス誘導固体培地に置床し、培養することにより、カルスを誘導させる工程、?A 得られたカルスを、前記基本培地(A)にオーキシン類とサイトカイニン類とからなる植物ホルモンを含有せしめたミニカルス誘導液体培地を用いて、震盪回転数100rpm以上の条件で培養することにより、ミニカルスを誘導させる工程、?B 得られたミニカルスを、前記基本培地(A)からなる分化用固体培地に置床し、培養することにより、ミニカルスから芽を分化させる工程、?C 次いで、ミニカルスから分化した芽を、炭素源を含有し、pH調整され、無機塩濃度が1/1以下に調整された合成培地を基本培地(B)とした幼植物体の誘導及び成長固体培地に置床し、通気性のある容器の中で培養することにより、幼植物体を誘導し、これを増殖させる工程、からなることを特徴とするスミレ属植物の大量増殖方法。
IPC (2件):
A01H 4/00 ,  C12N 5/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-262426

前のページに戻る