特許
J-GLOBAL ID:200903035311077531

移動体の位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045189
公開番号(公開出願番号):特開平9-236431
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 パワーウインド装置のウインドガラス等の位置を高精度に検出できると共に煩雑な調節を伴うこと無く初期位置の設定ができ、かつこれを簡単な構造で低コストにより実現できるのみならず、部品点数が低減され適用の範囲も拡大する移動体の位置検出装置を得る。【解決手段】 位置検出装置30では、固定接点60A、60Bと固定接点61A、61Bとは、リングギヤ46の中心を通る仮想線Xに対し、線対称となる形状及び配置とされている。また、リングギヤ46(移動接点50A、50B)は表裏対称形状とされている。このため、リングギヤ46の回転方向が左右のドアで逆向きとなる場合であっても、これらの固定接点60A、60Bと固定接点61A、61B、及びリングギヤ46を同一の部品で左右のドアに対応することができる。したがって、部品点数が低減され、適用の範囲も大幅に拡大する。
請求項(抜粋):
装置のカバープレートに回転可能に保持されるリングギヤと前記リングギヤに噛み合うプラネタリギヤとを備え、正逆方向に移動する移動体から伝達された移動力によって前記移動体に連動する遊星歯車組と、前記遊星歯車組のリングギヤに一体に設けられリングギヤと共に回転する移動接点と前記カバープレートに固定され前記移動接点に接触可能な一対の固定接点とを備え、ON/OFF作動することによって前記移動体の所定の移動位置を検出可能なスイッチ部と、通常は前記遊星歯車組のプラネタリギヤの公転を阻止することにより前記移動体の移動力を前記プラネタリギヤから前記リングギヤへ伝達してリングギヤを回転させ、前記スイッチ部が作動した状態においては前記プラネタリギヤの公転を可能とすることにより前記移動体から前記リングギヤへの正方向の回転力の伝達を遮断するクラッチ機構と、を備え、前記移動体の所定の移動位置を検出するための移動体の位置検出装置において、前記スイッチ部の少なくとも一対の固定接点を、前記リングギヤの中心を通る仮想線に対し、線対称となる形状及び配置としたことを特徴とする移動体の位置検出装置。
IPC (5件):
G01B 21/22 ,  B60J 1/17 ,  B60J 7/057 ,  G01D 5/04 ,  G01D 5/252
FI (5件):
G01B 21/22 ,  B60J 7/057 Z ,  G01D 5/04 C ,  G01D 5/252 ,  B60J 1/17 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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